手書きPOPには、コツがある。
こんなこと言うと、誤解されるかもしれないんだけど、、、。
POPの中で商品特徴を1つ書くにしても、メッセージの書き方のコツ。
そんなのがあるんです。
「商品特徴をそのまま伝えるだけなのか?」
それとも、
「その商品特徴をネタにして、話を膨らませられるか?」
ここに1つの手書きPOPのポイントがあります。
実際の手書きPOPの事例をご紹介しながらお伝えしていきますね。
ホームセンターの従業員さんが書いた手書きPOP
こちらの手書きPOPをご覧いただけますか。
先日、高知県主催で手書きPOPセミナーをしたときに参加者さんに書いてもらったものです。
参加者のお一人、ホームセンターの従業員さん(女性)が書かれました。
まず、セミナーが始まってすぐに書いてもらったのがコチラ。
(例によって、セミナーを受講前と受講後のPOPをご紹介します)
知ってもらいたい やわらかさっ!! 新商品
”ふわふわロール” 税込600円
自社で開発したというトイレットペーパーの手書きPOPです。
価格的にはかなりお高めの商品だそうで、
「その価値を伝えたいんだけど、なかなか言葉にデキなくて、、、」
と、思案されていた様子の彼女でした。
続いて、セミナーをある程度受講(約1時間半)された後に書かれた手書きPOPがコチラ。
(まだ下書きの段階ですが)
未体験の優しさとやわらかさ!!
ふわふわロール<8ロール入り>
トイレットペーパーが8ロールで600円!?
「高っ!!」「そんな高級品、ウチでは使えんわ!!」と思いますよね。
私もそう思っていました。
でもでもっ!「最近ちょっと疲れてるな」と思ったアナタにおすすめです。
トイレットペーパーを変えて、毎日のトイレ時間を”癒しの時間”に変えてみませんか?
¥600-
いかがですか?
前者のセミナー受講前に書かれたPOPと今回のモノ。
見たとき、何か印象の違いありますか?
商品特徴の伝え方がポイント
あなたもそうかな?と思うんだけど。
手書きPOPを書こうとしたら、
- 商品の特徴
- 良いところ(メリット)
に焦点を当ててメッセージを考えると思うんですね。
前述のトイレットペーパーでいえば、
「この商品の特徴は、、、、他のトイレットペーパーとは違う”ふわふわ感”だよね」
みたいな感じでね。
この商品特徴の伝え方がポイントになってくるわけです。
「商品特徴をそのまま伝えるだけになるのか?」
それとも、
「その商品特徴をネタにして、話を膨らませられるか?」
ここに大きな違いが生まれます。
今回のホームセンターの彼女が書かれた手書きPOPもそうですよね。
前者はどちらかというと、商品の特徴である”ふわふわ”を伝えたモノ。
後者は、その”ふわふわ感”や”高級感”を何とかして伝えようと考えたメッセージ。
…そんな風に受け取れませんか?
まだこれから清書をするという段階だけど、いい感じの手書きPOPになっていますよね。
というわけで、まず手書きPOPの第一歩。
「商品の特徴だけをそのまま伝えない」
その商品をネタにメッセージを膨らませる。
ここを意識して、POPを書いてみるようにしましょうね。