「手書きPOPを書いたらいい」
というのは多くの方が実感していることだと思うんです。
・・・だけど、なかなか行動にうつせない。
どうしてか?
そこには、ある理由があるからです。
その理由をつぶしてしまわない限り、手書きPOPの実践には繋がらないんです。
よく話す話なのですが、POPに関する悩みで1、2を争う多さなのが
「インパクトのある言葉が思いつかない・・・」
この悩みです。
ほんと多いんです。
「何を書いたらイイのか分らない…」という悩みと双璧をなします。
(ある意味、これと前者は同じ悩みかもしれませんね)
セミナーでもよく話すのですが、
POPに必要なのは、インパクトのある言葉ではありません。
反響の良いPOPには、お客さんの心を引き留めるような
何か強烈なキャッチフレーズが必要だと思われている方が多いです。
でも、必要なのはそんなことじゃないです。
冒頭のPOP、実は、このPOPを売場に置くことによって
今まで週に1つも売れなかった商品が、7つも売れました。
週販0 ⇒ 週販7個になったのです。
今までは、バイヤーさんなど正社員だけで行っていた試食会にパートさんも参加してもらった。
ただ、その試食会に参加する条件があった。
試食をした感想を書く、ということ。
っで、その試食会でパートさんに書いてもらった感想を
POPにしたんです。
すると、週に1つも売れなくて、賞味期限を心配ばかりしていた商品が
7つも売れるようになったのです。
このPOPを見てもらえれば分かりますが
何かすごく突飛な文章ではありませんよね。
強烈なインパクトのあるキャッチコピーがあるわけでもないですよね。
このようなモノなんです、POPっていうのは。
ここでは詳しく書けませんが、POPに置いて大切なことは
要は、「書いた人の存在が伝わってくる内容」にすること。
ココなんです。
ここをすっ飛ばして、形だけで入ったPOPはお客さんには振り向かれません。
大切なことなので、もう一度お伝えしておきますね。
「POPを書いた人の存在」を感じられるモノにすること、
ここがすごくカギになるのです。
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