ANA1604便。
通信機器トラブルの関係で1時間10分遅れで高知空港を出発。
伊丹空港へ向かう飛行機のなかだ。
「2B通路側」が僕の席。
隣には、男性が座っている。
じっくりとは確認していないんだけど、席に座る時に少しだけ見た特徴が2つ。
・長髪(白髪まじり)
・黒のツーピースを着用
っで、いま席に座りながら横で見えるのは、
「黒のパンツ」に、「黒のブーツ」をはいている。
どう考えても、僕のイメージではサラリーマンの人じゃない。
先ほどちらっと横目したとき(窓を見るフリして)見えたのは、
「教育、、、」
「共鳴⇒共創、、、」
というノートに書かれたキーワード。
(…っと僕が考えている今も、ペンを走らせている)
僕の想像するところによると、、、大学の教授かなにかの方だ。きっと、、。
「デキる人間」になる
高知空港を飛び立って20分以上は経つ。
…のに、隣のかたは何か考え事をしながらノートにずっと書き続けてる。
「仕事ができる人」というのは、こんなにも熱心なのか?
飛行機に乗っている時間(高知~伊丹間は、約40分のフライト)もムダにしないのか?
…飛行機のなかで昼寝もしないのか?
(さっきまで後頭部を背もたれにあずけ、口を45度の角度であけて熟睡していた僕)
うたた寝ばかりしてるわけにはいかないので、カバンに突っ込んできた「日経MJ」を広げてみた。
(ちなみに、日付は先週の3月16日(水)。読みきれずに1週間分溜まったモノだ)
ページをめくって、僕も集中しようとする。
「仕事のできる人間」になろうと試みた。
・・・・ 、・・・・・
・・・・。。
やっぱり、ムリだ。
隣の教授(たぶん)が気になって記事が頭に入ってこない。
ダメだ、、、
「考えない人間」になってしまう
あなたも同じような体験をしたことないだろうか?
セミナーの場でも、会社の研修の機会でもいい。
手書きPOPを学ぶ。
その研修の場で、講師から、
「ハイ、今からみなさん、いま学んだことをつかって手書きPOPを書いてみましょう」
実習の指示が出た。
紙とペンが配られる。
なにかPOPを書こうと試みる。
だけど、いまいちアイデアが浮かばない。
焦って、周りをみてみると、他の参加者はすらすらペンを走らせている。
「エッ!?もう、みんな書いてるの?」
取り残された感がして、ますます焦ってしまう。
・・・こんな経験したこと、ないですか?
そう、まるで今の僕のような状況です。
飛行機で隣の席になった、
飛び立ってからずっとメモを走らせている、「教授風のおじさん」。
その方を見ていると、まるで取り残された気持ちになってしまう。
さっきまで、45度の角度で口を開けてうたた寝をしていた僕。
(・・・今日は午後からセミナーだというのに。。)
まるで自分は「考えない人間」の気がしてしまう。。そんな気持ちになったことが。。
隣の芝生はゴールドに見える
でもね、あえて言わせてもらいます。
あんまり気にしないでいきましょう。
隣のセミナー参加者さんが書いた手書きPOP、
妙にうまく書けているような気がしてしまう。
気にしないでいきましょう。
隣の芝生は青く見えるモノ。
みなさん、同じ状況です。
あなたがこれから書く手書きPOPも、きっとイイモノに仕上がるはず。
まわりを気にせず、自分を信じてどんどんトライしていきましょう。
どんどんPOPを書いていきましょう。
追伸:無事、飛行機は伊丹に到着いたしました。
教授風の方は、乗り継ぎでどこかへ行かれました。
僕も今日の手書きPOPセミナー、楽しんできます。