僕自身、産直店にいたとき、売場をさわるのが大好きでした。
「今日は雨だし、お客さん少ないなぁ」
なんて思った時には、その時間を利用してよく売場をつついていました。
売場というのは、お客さんの反響がすぐ分かる。
そして、売上にも直結する部分なので、やっていて楽しかったです。
というわけで、今日は「売場」の話です。
購入者の約91%がパッケージを読んでいる
ある機関の調べによると、
ドラッグストアでの商品購入者の91%がパッケージの前面を読んでいる。
こんなデータがあるそうです。
僕はちょっと意外な感じしたんだけど、あなたはそうでもないですか?
何か商品を買うときに、パッケージを読んでいます?
・・・このデータから読み取れることは。
「購入」と「読む」という行為は大きく連動しているということ。
すごく極端な言い方をすると、「読む」という行為をとってもらうことが、「購入」に近づく。
その第一歩だと捉えることができます。
(※ただ、ドラッグストアでの購入者データなので、比較的、「読んで買う」商品が多い業種でもあると思う)
あとは、
- 買い物客は文字を読む
- お客さんは長い時間をかけて読む行為を行う(商品によれば、15秒以上かけて読んでいる)
- 「読む」=「買う」つながりがある
- 売りたい商品がある場合、「読む」というステップを踏んでもらう
- 「読んでもらう」為に、できることは?
- お客さんが読むスペースを売場の中で確保
ざっと、こんなことが読み取れます。
僕自身、産直店時代のことを思い出しみても、、、。
売場のゴールデンスペース(売上をよく上げる売場)。
そこは、店内でも比較的人通りがよかった。
売場面積30坪の小さなお店だったけど、売場通路の確保ができていた売場だった。
あとは、売場の端や奥。
袋小路のような場所には、お客さんが滞留する時間が長かった。
こんな記憶が思い起こせます。
っで、これらの条件を照らし合わせる限り、お客さんの滞留スペースの確保。
これが、(小規模店にはなかなかキビシイんだけど)商品を「売る」ということに関わるということが分かってきます。
何か売りたい商品がある場合、
- お客さんに「読んでもらう」何かを置く
- 「読むスペース」の確保
ここがけっこう重要になってくると。
そして、これらを実現することがお客さんの「購入」につながってくるというわけです。
僕なりにデータから感じたことを書かせていただきました。
・・・というわけで、今日はこれからニュースレター代行製作のインタビュー。
そして、販促物のサポート、2軒お邪魔してきます。
イイ天気になりそう。