先週、6月29日セミナーでした。
地域おこし協力隊の方々を対象にした研修です。
テーマは、「相手を動かす伝え方」。
結構大きなテーマなんですけども(笑)、25名の参加者さんとアツく学んできました。
※地域おこし協力隊とは?(総務省ウェブサイト)
反応がとれる言葉やフレーズって?
「SNSやチラシでの効果的な伝え方を知りたいです」
「SNSなどでの情報発信を学びたいです」…ほか
伝え方がテーマだけあって、現在おこなわれている。
もしくは、これから起ち上げようとされる事業における情報発信の方法について、ヒントをつかみに来られる方が多い印象でした。
伝え方に関するセミナーをこれまで何度か開催させてもらうなか、感じることがあります。
それは、
「どんな表現をすれば、反応がとれるのか?」
「どんな言葉を使えば良いのか?」
「SNSでは、どんな記事を投稿すればいいのか?」
ある意味、手段の部分にアンテナを立てられる方が多いことです。
言葉や手段より大切なこと
どんな媒体で、どんな内容の発信をするか?
出口や手段の部分は欠かせない部分です。
ただ、個人的には、手段や表現は一番最後。
出口の部分だと思っていて。
その手前に熟慮しておいた方がいいポイントがあると考えています。
例えば、
「どんな言葉やフレーズ、投稿が響くのか?」
このような疑問を持ったとしますよね。
セミナーや研修に参加して、その答えを見つけようとする。
ただここで一つ注意したいのは、言葉やフレーズ、投稿内容って、扱う商品やサービスによっても変われば、対象となるお客さまによっても変わります。
時代や環境によっても変化しますよね。
(小難しい話をするヤツやなーと思われるかもしれませんが…)
伝え方を考えるには、この3つ
どんな言葉や投稿をすればいいか?
伝え方を検討するには、シンプルに言うと、この順番で考えていくことだと思うのです。
- 誰に?
- 何を?
- どうやって?
よく見たり、聞いたりする話なので「それか、、」みたいに思われるかもしれません。
そもそも、
「ご自身の商品やサービスに価値を感じてくれる人は、どんな方なのか?」
本当の意味での見込み客がわからないと、どんな内容の発信をすればいいのか?
どんなフレーズが響くのか?
考えるのが難しいです。
メッセージが響かない要因
商品やサービスに価値を感じてくれる人。
対価を払っても手に入れたいと思う人。
その方々を、『腹ペコ客』と臼井のセミナーや研修では呼ぶのですが、ここが見えていなかったり、ズレている場合は結構多いです。
わかりやすくいえば、顧客にならない方に一所懸命、伝えている。
だけど反応が悪くって、
「あれ?なんで響かないんだろう?」
「もっと他のフレーズやメッセージじゃないとだめなのかな?」
ってなっている。
もちろん発信する内容のズレもあると思います。
しかし、求める結果を得られない主たる原因の多くは、対象とする『腹ペコ客』がズレている。
あるいは、そもそも『腹ペコ客』を検討していない。
このような場合が多いように感じています。
『腹ペコ客』は誰か?
- 商品やサービスに価値を感じてくれる人
- 対価を払っても手に入れたいと思う人
まずは、あなたにとっての『腹ペコ客』はどんな人なのか?
ここをしっかり考える。
それを踏まえた上で、その腹ペコ客は、
- どんな課題を抱えているのか?
- どんなことを望んでいるのか?
さらには、
- どこにいるのか?
- どういった媒体で情報を収集しているのか?
この辺りを順番に検討していくことで、相手に響くメッセージ。
相手が行動したくなる内容が見えてくる。
個人的にはそう考えています。
あなた(のご商売)にとっての腹ペコ客は、どんな方ですか?