臼井です、
セミナーに参加した。
しかし、その後の行動ができなかった、、
社内で研修をした。
その場は盛り上がった。
しかし従業員の継続的な行動につながらず、成果が出なかった、、
周囲で起こる、あるある話です
ご承知のとおり、行動ってそう簡単じゃありません。
【学び⇒実践】
このハードルの高さを実感される方も多いのではないでしょうか?
仕事柄、セミナーや従業員研修をさせていただく機会が多く、
「学んだ内容をいかに実践してもらうか?」
ハードルの高さを実感しますし、苦心するところでもあります。
例えば、治療院の方が、
「慢性的な腰痛予防のためにも毎日ストレッチしてくださいね」
患者さんにそう言っても実行してもらえず、
「あの整体言っても全然治らんわー」
なんて言われたら、どうでしょう、たまりませんよね。
「ストレッチやってねーだろ」
なんて言えませんしね。
満足度アップに必要不可欠な要素
満足度を高めるためには、商品やサービス内容も大事です。
さらに、
- 利用してもらう
- 継続してもらう
ここも密接に関係しています。
人はこちらが思うほど行動しません。
相手が行動するための意図的な『仕掛け』が必要です。
そのヒントが以前読んだ、ある書籍に書かれていました。
児童心理学の話で、大人が子どもにとるべき態度で特に大切なのは次の3つらしく、
- 注視
- ほほえみ
- 褒める(認める)
行動できない理由
子供の行動や言動をしっかり観察。
そして、ほほえみかける。
さらに、子供の仕草や変化を認めて褒めてあげる。
これらが子供の成長には大事だよ、と。
でね、なるほどなーと感じつつ、
「大人も同じや!」
そう思ったんです。
例えば、冒頭の話でいうと、セミナーや研修を受けた後って、
「このやり方で良いんだろうか?」
不安だったりするんですよね、
だから行動が止まっていたりする。
そこで誰かが、
「今のまんまで大丈夫。その調子でいこう」
笑顔で声をかけてくれる。
やり方がズレている時に方向修正してくれたら、ちょっと前に進める気しませんか?
ヤル気にさせるアプローチ
よっぽど自立した方をのぞいて一人で動ける方って、稀です。
経営者や管理職の立場であれば、話に耳を傾ける。
ちょっとした一声をかける。
自身が行動する側の立場なら、耳を傾けてくれそうな上司に、
「こんな感じで大丈夫ですか?」
聞いてみたり。
何でもスタートしたては、大量のエネルギーを必要とします。
だけど一旦転がり始めれば、あとは勢いにのってスイスイ進む。
軌道に乗るまでの添加剤、
その役目を果たすのが今回でいう、
- 注視
- ほほえみ
- 褒める(認める)
習慣になってしまえば、後は放っておいても進みます。
それに伴い成果も出ます。
軌道に乗るまでのひと工夫があるか?
案外、盲点ではないでしょうか。