ご縁をいただくお店さんに、こんな所がよくあります。
「商品開発にガンガン力を入れるお店」。
…新しい商品をつくれば、お客さまが来てくれる。
そう考えられてなのか?
新商品を出されることに、注力される。
そんなお店さん、結構多いんですよね。
お気持ちを丸っきり反論するつもりはないですが、
ちょっと順序が違うんじゃない?
って思うこと多いです。
お客さまが来ないのは、商品のせい?
今、お店の売上が伸び悩んでいるのは、商品に原因がある。
そうお考えになっているのか?
は、分からないのですが。
- 新しい商品をつくっても、、、
その商品を知ってもらう必要があります。
- 魅力的な商品をつくっても、、、、
それをお客さまに知らせる手段が必要です。
その商品を買ってくれる、
そのお客さまを集める仕組みが必要だ、っていうことです。
…っと、こんな事を言うと、
「そんなん、手書きPOPだって一緒やん」
「手書きPOPも、お店にお客さまが来てくれなかったら意味ないやん」
そんな声も遠くから聞こえてきそうなんですが。
まさに、その通り、、、であると同時に、その考え方は少し違うところもあるんです。
今日の話のテーマはそこじゃないので、詳細はお伝えしませんが。
手書きPOPは、集客ツールにもなるのです。
手書きPOPに注力することで、新しいお客さまをお店に集める。
その仕組みにもなってきます。
手書きPOPがお店の「ウリ」になる
どんどん話の主題から逸れていくんだけど、、、もう少しだけ。
手書きPOPに力を入れれば、お店の個性がつくれます。
「あのお店の手書きPOPって、面白いね」
「あそこのお店って、なんか変わってらしいよ」
「一度行ってみる?」
「こんど、友だち連れて行ってあげようか」
なんて、口コミが手書きPOPを通じて生まれ出すからです。
手書きPOPに限らず、売るための仕組みをお店につくる。
それから、新商品をつくる。
もちろん、同時進行が1番なんですが。
要は、新しくお店に来てくださったお客さまに満足していただく。
その準備を先にしておこうよ。
それが十分でないと、せっかく来てくださったお客さまを逃す。
そんなモッタイない結果が待っていますよ、という話なんですね。
売る態勢をつくる!
僕自身が、営業・販売畑の人間なので、どうしても、「売る」っていうことに注力する。
そんな傾向もありますが。
売る態勢をつくる。
ここをないがしろにしない、っていうことです。
われわれ小規模事業者が、お店独自の商品を開発する。仕入れる。
これには、時間がかかります。
他所では扱っていない商品を扱う。
ここが実現できれば、それが1番ですがそれもハードルが高いじゃないですか。
初めは自社だけが取り扱っていたとしても、いずれ同じようなものを販売するお店が出てくる。
大手であれば、われわれ小規模が価格で勝負できるわけでもなく。
…そうやって考えていくと、「売る」仕組みをつくってしまう。
できれば、あなたのお店独自の仕組みを。
っと、同時に商品開発もおこなう。
小規模店が効率よく結果を残しやすい、そのステップです。