「ぜひ、それ話してください」
セミナー主催者さんから仰っていただいた話です。
長くなるので端折りながらですが。
以前ある美容院さんの集客の
お手伝いをしたときのこと。
「チラシを使って集客をしたい」
ご相談いただき作戦を練りました。
個人的に、ご商売って
3人の登場人物から成り立っている
と思っていて。
- 自分(自社)
- 競合ライバル
- お客さま
これら3人の登場人物を3つのステップから
分析すると、大抵の突破口は見えてきます。
例えば、美容院さんが集客のターゲットにするのは、
既に美容院に通っている方です。
『既に』他の美容院に通っている方、です。
(大事なので繰り返します(笑))
他の業種でも考え方は同様です。
じゃあ次、そのターゲットとする
お客さまが不満を感じていること。
今、美容院に通っているけど、
「あれ、どうにかならないかな…」
と思っていること1つや2つあると思うんです。
例えば、美容院の場合であれば、
- 予約して行ったのに待たされる
- 担当スタイリストさんが相手にしてくれる
時間が短い…とか
本当は不満なんだけど、お客さまも半分諦めている。
お店側も、業界的にも暗黙の了解みたいな感じで
甘えてしまっていること。
そして最後は、今見つけた、
- お客さまの不満や悩み
- お店や業界が解決できていないこと
これらで自社(自分)が解決できることは?
なんなら提供できる要素がなければ
作る、商品やサービスに追加する。
冒頭の美容院さんの場合、
オーナースタイリストとして
お一人でお店をまわされていた。
さらに、席数も2席でマンツーマンで対応されていた。
同じ時間帯に知らないお客さま同士が
重なることはなかったんです。
裏を返せば、
- 待ち時間なし
- オーナーさんが全て担当
お客さまが抱える不満をすべて解決できる状態だったんです。
オーナーさんにしたら
当たり前に以前からやっていたこと。
しかし、あらためてお客さま、
競合(業界)を踏まえて考えると、
「実は強みなんじゃない?」
気がつきました。
あとはチラシで前面的に訴えた。
結果『2か月で50名』の集客につながりました。
※その状況をオーナーさんにインタビュー
させてもらった動画はこちらです
ポスティングチラシで2か月で50名の集客
今話した考え方は集客に限らず、販売でも同じです。
- 自分(自社)
- 競合ライバル
- お客さま
まずこの3人の登場人物。そして、
- お客さまが抱えている不満は?(実現したいこと)
- 競合や業界が解決できていないことは?
- 自社が提供できることは?
これら3つが重なるポイントは一体、何なのか?
このステップを踏むことで、
あなたやあなたのお店、会社、商品の
まだ見えてない、お客さまが求める、
本当の強み、価値が見えてきます。
あとは伝えるだけ。
業種が変わっても
商品が変わっても、媒体が違えど
やることは同じ。
ワクワクする結果が待っています。