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接客のフォローに手書きPOPをつかうと、お客も商品を選びやすくなると実感した話

 

「手書きPOPは無言のセールスマン」

という言葉があるくらい、POPを1枚置いておくだけで売れることって多いです。

こちらから声をかけなくても、勝手に売れていく感じです。

手書きPOPのメリットの1つとして、僕もよくお伝えしています。

 

この話、事実です。

・・・ただ今日は、ちょっとこれと矛盾した話をします。

 

手書きPOPだけで売ろうと思わない。

「接客のフォローに手書きPOPをつかうくらいがイイ。」

そんな話です。

この1週間前に僕自身が体験した話を例にお伝えします。

 

僕の今のハマりごと~万年筆をつかうこと

僕の今のハマりごと~万年筆をつかうこと

ショーケースのなかの手書きPOPを必死で読んだ

先日のブログにも書いたように、このあいだ万年筆を買いました。

そのときに訪れた大阪の心斎橋の万年筆専門店、

そこでは、手書きPOPが活用されていました。

 

・・・僕自身、万年筆に関してはまったくの素人。

知識はまったく持っていませんでした。

なので、そのお店に入ったときも内心ドキドキ。

「高いモノつかまされないようにしなきゃ、、、」って(笑)

 

でね、入店してから店員さんが僕に付くまでにちょっと時間があったんです。

その間、僕は必死になってショーケースをのぞきました。

ショーケースのなかに、手書きPOPを発見。

万年筆のメーカーごとに特徴が書かれていました。

それを僕は必死で読みました。

自分のなかで商品について知識を得ておこうというか、ある程度、欲しいモノ候補を決めておこうと思ったんです。

(そうすれば、買い物の主導権を握れるんじゃないかと思った(笑))

 

 

そして、店員さんが登場。

手書きPOPをヒントに商品選び

「・・・どんなモノをお探しですか?」

から始まり、店員さんといろいろ話しました。

無事に商品選びもうまくいきました。

 

接客を受けている間も僕は、ショーケースのなかの手書きPOPをチラチラ見てました。

どうしてか?

・・・店員さんとの会話のヒントにしていたんです。

 

冒頭でも書いたように、僕自身、万年筆に対しての知識がまったくと言っていいほどなかった。

だから、少し身構えていた。

後悔する商品選びはしたくないな、って思っていた。

だから接客中も手書きPOPに書かれていることをヒントに商品選びを進めていったんです。

 

初めてのお店だったので余計かもしれません。

お店の方との関係や信頼がまだ築かれていなかったから。

だから、手書きPOPを頼っていたところもあると思います。

ただ、これは裏を返せば、僕の商品選びに手書きPOPが役に立った。

手書きPOPがあったことで、店員さんのとの会話がスムーズに進んだということです。

接客のフォローツールとして手書きPOPをつかう

他の業種でも使えると思います。

たとえば、酒屋さん。

僕がそうなんだけど、日本酒の知識がない。

だけど、日本酒に興味があって買いたいと思って来店される方多いと思います。

そんなお客さんが会話の糸口をつくるネタを手書きPOPに書いておく。

多いにありです。

 

手書きPOPをつかって、商品を売りきる。

そういう方法もある一方で、接客のフォローツールとして手書きPOPをつかう。

大いにありです。

  • 接客のキッカケをつくる
  • 商品選びの糸口となるネタをPOPする
  • お客さんの信頼を得るメッセージを書いておく 

そうすることで、お客さんが話しかけやすくなる効果が生まれる。

接客がスムーズになる。

結果、お客さんも商品を選びやすくなる。

満足度も上がる、今回の僕みたいにね。

 

手書きPOPだけで売ろうと思わない。

接客のフォローに手書きPOPをつかう。

このくらいの気持ちで書いてみると、気負わない手書きPOPのメッセージが出来るんじゃないかな。

 

 

 

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。