前回につづいて、手書きPOPの魅せ方の話。
今回もコストをかけず、
ちょっとした工夫で、
POPの見映えが格段に上がり、お客さまの目を捕まえるする。
そんな手書きPOPをつくるテクニックです。
即効性の高い内容です。
これを読んだあと、スグにでも実践できます。
ぜひ、24時間以内にトライしてみてくださいね。
ちなみにこちらは、昨日の話です。
1分でできる、お客の目を留める手書きPOPの一工夫
今日も、100均で十分事足りる、
ワンコインあれば、実現できる手書きPOPの一工夫です。
ではいきます。
まず、あなたがいつも通り、手書きPOPを書かれるじゃないですか。
例えば、このような感じで。
こちらは、以前、手書きPOPセミナーを開催したときに、受講者さんが書かれたPOPです。
商品は、地域のお土産品です。
セミナー開始直後に書いた(僕に書かされた)POPなので、メッセージ量は少なめです。
っで、ここに今日これからお伝えする、
- コストもかけずに
- 1分でできる
- 即効性の高い
ワンコインテクニックを加えます。
アイキャッチ力が一変。魔法の「ワンコインテクニック」
さきほど、手書きPOPをご紹介した受講者さん。
それから約2時間後に同じように、同じ商品のPOPを書いてもらいました。
すると、どんな風になったか?
その時に書かれたPOPがこちらです。
いかがですか?
先ほどのPOPと比べて、何か変化がありますか?
もう少し分かりやすくするために、2枚のPOPを並べましょう。
こんな感じです。
セミナー開始直後に書かれたPOP
2時間経過後のPOP
いかがですか?どんな違いに目がいきますか?
パッと目が留まる、「縁取り効果」
まず、パッと見て、1番に気がつくのがメッセージ量でしょうか。
左のPOPに比べて、右のPOPは、伝える文章が増えています。
しかし、今日ののテーマはそこじゃありません。
「伝える」部分の話じゃなくて、「魅せ方」です。
…はい、じゃあ、次に気がついたのはどこでしょうか?
そう、右のPOPの周りには、何やらシマシマの模様がついていませんか?
(余談ですが、このシマシマは商品が由来する洞窟をイメージしているそうです)
じゃあ、つづいて質問です。
このシマシマは、一体、どうやって付けているでしょうか?
・
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・
答えは、マスキングテープです。
台紙のまわりに、ビビビーッとテープを貼っています。
そして、その中にメッセージを書かれています。
これは、「縁取り効果」というのですが、
POPのまわりに縁取りがあるだけで、僕たちの意識はその中。
メッセージに集中しませんか。
さらに言えば、売場のなかに、このシマシマのPOPが置かれていると、、、どんな感じでしょう?
おそらく売場の中で目立つはずです。
売場を見たときに、パッと目がいく。目が留まる。
お客さまの視線をつかまえるのではないでしょうか。
そう、これがあなたのPOPのアイキャッチ力を高める「縁取り効果」です。
さらに、マスキングテープをつかった他の方の事例をご紹介すると、、
青汁の手書きPOP今やマスキングテープって、100均へ行けば、普通に売っています。
僕も娘に連れられ、たまに行きますが、結構な種類です。
ただ、1つ注意点
ただ、話の腰を折るつもりはありませんが、、、1つ注意点。
こういったPOPの魅せ方の工夫。
結構、女性の受講者さんが熱を入れて作業をされます。
しかし、あくまでも程ほどがベストです。
いつも言うように、POPには、「伝える」「魅せる」。
このバランスが必要です。
片方に偏り過ぎる、、。
もしくは、魅せることにハマり過ぎる。
作業時間をとり過ぎ、日々の業務に支障が出る。
こうなっては、元の木阿弥です。
意味がありませんから。
時間に余裕がある。
あくまでも、商品やサービスを売る。
成果を上げることを重視しながら、実践していきましょう。
…というわけで、話をまとめます。
コストをかけず、ちょっとした工夫で、POPの見映えが格段に上がり、お客さまの視線を捕まえる。
そんな手書きPOPのテクニック。
「縁取り効果」。
マスキングテープをつかえば、ワンコインで実現可能です。
即効性の高い内容です。
これを読んだあと、スグにでも実践できます。
ぜひ、忘れないためにも、24時間以内にトライしてみてくださいね。