手書きPOPをお店に導入するにあたって、犯してしまいがちな過ち、
これって結構あります。
セミナーをしていたり、相談を受けたりしていて、よく感じます。
そこで今日は、成果を上げるPOPを書く上で特にやってしまう、
想い込みについて。
ここに触れてみたいと思います。
POPを書かれるあなたはもちろん、従業員さんにも当てはまらないか?
ぜひチェックしてみてくださいね。
やってしまいがちな手書きPOP5つの過ち~想い込み編
では、いきます。まず1つ目です。
1.キレイな字、かわいいイラストが描けないとダメ
もう、あなたもご存知ですよね、
成果を上げるPOPにキレイな字は必要ない、ということは。
かわいいイラストが描けなくても、成果を上げることは可能ですよね。
しかし、初心者の場合に多いのですが、
「私は字がきれいじゃないから、、、」
といって、まず字をうまく書くことから始めようとされる方がいます。
これはある意味、遠回りです。
時間と労力のムダになりますし。
あと、到達するゴールを間違いにつながります。
2.メッセージは短くないとダメ
これも結構多い誤った思い込みです。
- POPに書くメッセージは、短くないとダメ
- 読まれない
- 成果が上がらない
そう思われている方、すごく多いです。
…あなたに1つ質問なんですが、
あなたがPOPを書く1番の目的は何でしょう?
・
・
・
お客さまに商品を買ってもらうこと。
ここじゃないでしょうか?
じゃあ、商品を買ってもらうためには、どうしないといけないか?
お客さまの心を動かさないとイケませんよね。
興味を持ってもらったり。
欲しいと思ってもらったり。
お客さまの心に働きかける必要がありますよね?
そう考えると、
- 短いメッセージ
- 長いメッセージ
どっちがお客さまの心を動かしやすそうか?
何となくお分かりですよね。
3.キャッチコピー、命!(笑)
【手書きPOP】=【目を引く言葉(キャッチコピー)】
そんな思い込みを持っている方、非常に多いです。
たしかに、キャッチコピーは重要です。
欠かせません。
POPで大切な要素の1つです。
しかし、ここを意識し過ぎるっていうのもキケンです。
その理由を話し出すと長くなるのでカンタンに伝えると。
POPを見る方っていうのは、来店客ですよね。
既にあなたのお店に来ている方です。
ここがポイントで。
ネット媒体などと違って、お店という範囲でお客さまが目にする情報って限られています。
ネットみたいに情報が溢れているわけではありません。
お客さまは、よっぽどの事がない限り(あなたのお店にPOPがメチャメチャいっぱいある等)、
あなたのPOPに気づき、
目にしている確率は高いということです。
もしも今、あなたのPOPが成果につながっていないとしたら、その原因はキャッチコピーじゃない可能性が高いです。
もっと他のところに理由が隠れています。
4.「POPを書くのが上手」と言われることに最高の悦びを感じる
これは、POPを書かれる従業員さんに顕著にみられるケースです。
POPを書いた。
まわりの同僚から
「●●さん、POP書くの上手だねー」
と言われる。
…もちろん、嬉しいですよね。
ただ、ここに悦びを感じ過ぎてPOPを書く本来の目的から遠ざかってしまうケースです。
もう一度、原点に戻りますが、POPを書く目的は、、、、
商品を売るということでしたよね?(←しつこい?(笑))
なので、「良いPOPが書けたかどうか?」
を測る基準は、「商品がどれだけ売れたのか?」
ここになるという事です。
5.商品のことを知らなくてもPOPは書ける
成果の上げるPOPを書く方の共通点。
それは、皆さん、本当に商品のことをよくご存知です。
あるいは、商品に対する特別な想い入れを持っています。
商品知識が豊富なので、
- どんな問題を解決できるのか?
- どんな人に喜ばれるのか?
- 過去に、どんなお客さまが喜んだのか?
を知っている。
だから、POPのメッセージとして伝えられるんですね。
「POPは無言のセールスマン」
よく云われる言葉ですが、まさにこの事で。
- 商品について詳しいセールスマン
- 商品のことを全く知らないセールスマン
どっちがよく売るか?
というと、、、答えは明らかです。
時間と手間の浪費を防ぐためにも
以上、やってはイケない「手書きPOP5つの間違い」について挙げてみました。
今挙げた5つの項目のなかで、
「一体あなたは、いくつ当てはまったでしょうか?」
もしくは、あなたの従業員さんに心当たる事はなかったでしょうか?
時間と手間のコストを余分に浪費しないためにも、ぜひ一度チェックしてみましょうね。