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どっちが買いたくなる?~手書きPOPセミナー(高知) 青果店・八百屋さん

先日、高知県の中央卸売市場で
手書きPOPセミナーを行いました。

青果店(八百屋さん)関係者の方々が対象です。

そのセミナー中に受講者さんに
書いて頂いた手書きPOPをご紹介します。

そして同時に手書きPOPの書き方について
学んでいきたいと思います。

青果店の業界以外の方も参考になる事例です。
では、ご紹介します。

 

青果店を対象にした高知県での手書きPOPセミナー~始まる前の様子

セミナー前のリラックスした様子

どっちの手書きPOPが買いたくなるか?

ご紹介するPOPは、卸売市場で
仲卸(なかおろし)をされる女性が書かれた1枚です。

2時間のセミナー内で受講者さんには
2度POPを書いて頂きました。

まず、ご紹介するこちらは、
セミナーが始まってすぐに書かれたPOPです。

いわば、何もPOPについて学ばれていない状態です。

八百屋の手書きPOP セミナーを受ける前

カブ

寒くなってカブのおいしい季節になりました
ポタージュスープ・酢カブ・グリルで焼いても…
胃腸にもやさしいです

1玉150円

 

女性が書かれたPOPらしく
イラストが特徴的ですよね。

あとカブの調理法なども書かれています。

いわば、カブという

『商品』に焦点を当てた

手書きPOPです。

続いてご紹介するのは、
セミナーが始まって1時間半くらいが経過、
その時に書いてもらったPOPです。

八百屋の手書きPOP セミナーを受けた後

胃腸にやさしくて離乳食にもピッタリ

寒い季節になってカブが美味しくなってきました。
冬には美味しいもの他にもたくさんありますよね。

私もそう思います。

試しに、カブでポタージュスープをつくってみました。
一度蒸してつぶすことで、とっても甘みがでました。

身体もポッカポカ。

生後10ヶ月の息子も喜んで食べてくれました。
離乳食にもピッタリ!!

胃腸にもやさしいです。是非試してください。

今度のPOPは、カブの特徴もそうですが
どちらかと言うとその周囲。

言ってみれば、こちらのPOPを書かれた
女性のカブを通じたエピソード(物語)が
伝わってきますよね。

さらにその物語を通じて、この方の

『人柄』も伝わってくる感じ

何とくなくしませんか?

ここであなたに感じてもらいたいのが、
先ほどご紹介した前者のPOPと後者。

どちらを読んだときに、

「そのカブを買ってみようかな?」

と思うかどうか。

…あなただったら、どっちですか?

手書きPOPに欠かせない要素の1つ

個人的な意見をお伝えすると、

後者の手書きPOPは書いた方だけでなく
そのお店へも親近感を感じる、

そんなPOPだと思うんですね。

単に「商品を売りたい」という気持ち以外の
何かが一緒に感じられる。

だからお店への信頼感につながる。

そんな風にPOPを見ながら思ったんです。

…手書きPOPを書いた方の
人柄が伝わってくる。

これは私が推奨する
『POPコミュニケーション理論』から生まれる
最大のメリットの1つでもあります。

長くなるのでまたの機会にお伝えいたしますが、

「書き手の人柄」を伝えることで
「売り込み臭」が軽減したり
「お店のファン」の創出に直結する。

それくらい重要なポイントでもあるのです。

今回ご紹介した後者のPOPは、
手書きPOPに欠かせない要素である
「書き手の人柄」が存分に伝わってくる。

そのようなPOPだと思います。

最後にもう一度質問します。

「あなたは前者と後者、
どちらの手書きPOPを読んだときに
カブを買いたくなりますか?」

そして、あなたが書きたいPOPは
どちらですか?

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。