手書きPOPをつくるうえで、「レイアウト」の要素って重要です。
「見た目的なことはあまり気にしなくてイイ」
「字は上手じゃなくても成果は上がります」
という派なんだけど、レイアウトは例外です。
レイアウトはいわば、お店を映し出す鏡みたいなモノだから。
POPに何を1番大きく書くか?
手書きPOPに書く内容には、
- キャッチコピー
- 商品名
- メッセージ
- 内容量
- 価格
こういった項目があります。
この5つの要素。
いったい、どこに重点を置いて書くのか?
によっても、お客さまへの伝わり方って、ぜんぜん違います。
たとえば、一番分かりやすいところでいえば
5.「価格」。
この価格を手書きPOPの台紙上に、1番大きく書いたとします。
他の何よりもスペースをとって、大きく書いた。
それによって、どんな影響が生まれると思います?
お客さまが目にするのは、どこでしょう?
「価格」がどこよりも強ければいいですよ。
価格が1番大きく書かれた手書きPOP。
1番目立つのはどこか?
というと、やっぱり「価格」ですよね。
お客さまが1番に目にするのは、、、おそらく価格のはず。
というか、大きく書かれているから自然と目に入っちゃう。
っで、ですよ、ココからポイントで。
価格を見たお客さまは、なんと思うのか?感じるのか?
例えば、そのPOPの商品が他店でも売られているような、日用品的なモノだったら、、、。
「安い!」と思ったり、「ふーん、こんなものか」みたいに思ったり、何となく他店の価格と比べる感覚が働くと思うんです。
- POPに気づく
- POPを見る
- 1番大きく書かれている価格が目に入る
- 価格に対して、何らかの感情を持つ
- 買う?買わない?の判断をする
大きくいうと、こんな行動プロセスになるはずです。
でね、そのPOPを貼っているお店が、「価格」に優位性を持っていたらいいですよ。
他店よりも安い!みたいな。
自信を持って打ち出せる。他店と比較されても遜色ない、そんな価格だったらいいですよ。
でもね、そうじゃなくって、
「価格では勝負していない」。
「うちは価格で判断されたくない。中身で勝負したいんだ」
っていうお店だったら、どうでしょう??
1番伝えたいことにスペースを割くのが鉄則
ここまでお伝えるすると、僕の伝えたいことが何となく分かっていただけたでしょうか。
要は、あなた(のお店)が自信を持っていること
お客さまにもっとも伝えたいこと。
ココにこそ、手書きPOPのスペースを割くべきなんです。
割く方が効率的に、POPを活用できる。
POPの台紙って、スペース限られています。
書ける余白って、そんなにないでしょう、、、?
販売される数が少なくて、商品すべてにA4サイズのPOPをつけれたら良いですども、現状は中々そうもいかないはず。
卸をされている会社だったら、得意先店舗におけるPOPは「名刺サイズ」が限度かもしれない。
「それ以上大きいのは、お断り」
って、得意先からいわれるかもしれない。
じゃあ、その限られた台紙スペースを有効活用しなきゃいけない。
限定されて狭い余白に、伝えたいことを込める必要がある。
取捨選択。
メリハリが必要です。
先ほどの手書きPOPに書く5つの要素。
- POPに気づく
- POPを見る
- 1番大きく書かれている価格が目に入る
- 価格に対して、何らかの感情を持つ
- 買う?買わない?の判断をする
何を大きく書いて、何を小さくするのか。
ポイントになってきますよね。