昨日のメルマガ(※手書きPOP7つの極意の登録者へ配信)に、
『「愛されるお店」というのは、こういうコト!』
というタイトルで、お客さまから愛されるお店を実現するには販促物がつかえるよ、
という話を書きました。
愛されるお店の条件に、「一個人として信頼されるスタッフがいる」お店。
「売り」⇔「買い」の関係だけでなく、”一個人”としてお客さまと接することができる。
そんなスタッフの存在が欠かせない。
そして、ここを実現するのに販促物が使えるよ。
という話を、僕自身の経験も踏まえてお伝えしました。
…今日はその続きではないけれど、
「お客さまから信頼されるスタッフやお店を実現するのに、どうして販促物がつかえるのか?」
その話をしたいと思います。
販促物をつかうと、顧客から認められる。信頼される。
そんなスタッフさんがいるお店になりますよ、という話です。
スタッフの人柄を感じてもらうことがカギ
手書きPOPを例に話をしますね。
たとえば、手書きPOPを実践する目的はなにか?
というと、商品やサービスを売ること。
そしてその他に、「お客さまとのコミュニケーションを生み出すこと」があります。
ここがポイントで、要は、「お客さまと話をするキッカケ」を手書きPOPでつくるのです。
通常、常連のお客さまでもない限り、お店に対しては何らかの壁をつくっていますよね。
警戒心というか、心を開いていない状態です。
初めのうちはあんまり会話もない。
話があっても商品やサービスに関したモノが多いと思うんです。
…ここでお客さまの心を解きほぐすカギになるのが、スタッフさんの「人柄」を感じてもらうことになってきます。
手書きPOPをつかって、その「人柄」を伝えるのです。
次の章で少し説明していきますね。
【売り】⇔【買い】じゃなく【一個人】として
何らかのキッカケをつうじて、お客さまがスタッフさんと話をする。
その機会を通じて、
「あっ、ここのお店の方って、意外と気さくな方だ」
「話しやすい」
「私たちと同じ感覚の人だ」
といった、親しみみたいなモノを感じる。
そして、少し壁が低くなって話しやすくなる。
こんな感覚って、日頃通われるお店で感じられたことってないですか?
お店の人と話をすることで、
「あっ、思っていたより意外とここの方イイ人だ。信頼できそう」
って感じる感覚です。
でね、この時、お客さまはお店のスタッフさんのことを
【売り】⇔【買い】の関係を持ったお店の人じゃなく、【一個人】の人間として接しているケースが多い。
ある意味、友人や知人に接するのと似たような感覚で接している。
ここがすっごく大きくて!
友人や知人と同じような親しみやすさを持ちながら、扱う商品に関する専門性も持っている。
…そんな方って、頼りになりませんかね?
自分の悩みとかを相談したら、チカラになってくれる。
…もっと話したい。
…その分野のことで困ったことがあれば、この方に聞いてみよう。
そんな風に思いませんかね?
この関係をお客さまと築けると強いです。
「一個人」としてお客さまと接することができる関係をですね。
(大阪の産直店で働いている時、僕はまさにこの関係でお客さまと接していました)
っで、その最初のキッカケづくりに、手書きPOP(ニュースレターでもいいと思う)をつかうのです。
随分遠回りの話になったけど、僕が伝えたかったのはココです(笑)
手書きPOPでコミュニケーションのきっかけを創る
僕が普段お伝えするような、書き手の人柄が伝わるメッセージをPOPに書く。
そして、それを見たお客さまは親しみやすさを感じる。
(モノを売り込むPOPじゃなく、人柄を感じるメッセージなので話しかけやすくなる)
っで、結果、お客さまが話しかけやすくなる。
もしくは商品に関する質問もしやすくなる。
そして、話しかけられたら、お店のスタッフさんは【売り】⇔【買い】の関係ではなく、一個人として接してあげる。
これを積み重ねていくイメージです。
(文字にすると、すごくカンタンにそうに聞こえてしまうけど…)
手書きPOPっていうのは、もちろん商品を売ることが最大の目的です。
だけど、お客さまとのコミュニケーションのきっかけを創る。
ここにも大きな、大きな役割があるのです。
愛されるお店の条件は、「一個人として信頼されるスタッフがいる」お店。
「売り」⇔「買い」の関係だけでなく、”一個人”としてお客さまと接することができる。
そんなスタッフの存在が欠かせません。
そして、ここを実現するのに手書きPOPが使える理由は、こうなのです。