販促物というのは、お店(あなた)とお客さんをつなぐモノ。
僕はそう思っています。
- 提供されている商品について
- 商品へのこだわり
- 商品をつくっている人の思い
- あなたの思い etc…
普段は直接、お客さんに話さないこと。
話しにくいこと。
これらをあなたの代わりに伝えてくれるツールです。
この観点を持って販促物をみていくと、成果を上げるコツみたいなのも浮かび上がってきます。
例えば、手書きPOPで成果を上げるポイント
昨日、ある理容店の店主さんとお話をしてた時のこと。
手書きPOPの話になって、僕はこんなことをお伝えしました。
手書きPOPで成果を上げるコツというのは、いかにお客さんに質問してもらえるか?
ここが結構ポイントだったりするんです。
例えば、あの鏡面台に(指差しながら)POPを置かれるじゃないですか。
そしたら、それを見たお客様が、
「この商品って、どれのことなんですか?」
みたいな感じで、質問してもらえる。
その流れをつくれると、けっこうイイ感じで成果を上げられるんですよ。
サービスを提供される方の場合、特になんですけども。
手書きPOPをつかうことによって、いかにお客様に質問してもらえるか?
この流れをいかにつくれるか?
結構ポイントなんです。
コミュニケーションをとるキッカケづくり
例えばね、普段、散髪に行っていて。
いきなりお店の方に、商品の話をとかをされるとイヤじゃないですか?
「エッ、なんでいきなり?
売ってきはるんかな?」
こっちも一瞬緊張するじゃないですか。
そこで、商品の話をする代わりに手書きPOPを置いてみる。
お客さんから見えるところにね。
すると、何人かのお客さんが目に留める。
そして、そのうちの何人かの(理容店で売られている商品に興味のある)方が、その商品について聞いてこられる。
商品の説明をする。
納得したお客さんは、商品を買って帰られる。
基本、商品に興味を持ったお客さんだけしか話を聞いて来ない。
なので、ここに、ストレスはいっさい生まれません。
お店の方にとっても、お客さんにしてもね。
結局のところ、手書きPOPというのは、お客さんとコミュニケーションをとるためのキッカケづくりのツールなんですよね。
【お客さん】⇔【手書きPOP】⇔【お店】⇔(【メーカー・作り手】)
こんな感じで、お客さんとお店をつないでくれる媒体です。
作り手さんがいる(見える)商品ならば、その作り手さんの想いを伝えるツールでもある。
コミュニケーションが生まれると、仕事そのものが楽しくなる。
すっごく大きな効果です。
ということで、手書きPOPは、お客さんとやり取りをするキッカケをつくるモノ。
そんな意識をもってPOPを書いてみると、また違った展開になってくるかもしれないですね。
いろいろ試してみましょうね。