売上を上げる手書きPOPには
2つのタイプがあるのご存知ですか?
- 「言葉」で伝えるPOP
- 「文章(メッセージ)」でお客さんの心を動かすPOP
この2つです。
2種類のPOP
まず「言葉」で伝えるPOPの特徴は、
- インパクトのある言葉
- キャッチコピー
- 短い文
- 耳障りのいい言葉
- リズム感、、写真など
これらが特徴のPOPです。
POPといえば、よく話題に上がる
ヴィレッジヴァンガードさんのPOPが典型です。
メッセージで伝えるPOP
一方、後者の「メッセージ」で伝えるPOPは
文字通り書かれている文章が特徴です。
多少長くっても、お客さまが共感する文章。
POPに書く文章全体で
お客さまの心を動かし、商品を買ってもらう。
ここに全集中します。
前者、後者でそれぞれメリットデメリットがあるのですが
もしもあなたが手書きPOPをはじめたて、
「これからどんどん実践していこう」
そう思われている初心者なら
後者のメッセージで伝える
手書きPOPをお薦めします。
ちなみに、こちらのPOPは
メッセージで伝えることを主眼に置いたPOPです。

POPセミナー参加者さんが受講中に書いて、翌日からオーダー数が倍に
たったひと言でハートを射止められる?
実は、言葉で伝える手書きPOPを
目指される方って、多いです。
なるべく短いメッセージで
インパクトのある言葉、キャッチコピーを考える。
手書きPOPというのは、
短い文章じゃないと読まれない。
このような意識を持たれている方って、多いです。
ただ1つ言えるのは
実践ハードルが高いの事実です。
言葉でお客さまの心を動かすのって
けっこう難しい。
メッセージを短くしようとするがあまり
ありきたり、他店にもあるようなPOPに
なってしまうんですね。
まして、初心者の方ならなおさらです。
POPで商品を売るとは?
POPをつかって成果を上げる(購入につなげる)には
繰り返しになりますが、お客さまの心を
動かす必要があります。
お客さまがPOPを読んで、
「これ、なんだろう?」
興味を持ってくれないと始まりませんよね。
そのお客さまの心を動かすのに
短い言葉や短いメッセージをつかう。
ちょっとハードルが高そうな感じしませんか?
例えば、あなたが付き合いたい
好きな異性に、
「お前のこと好きなんだよ」
たった一言で心を射止めるような感じです。
…ハードル高くないですか?
(いきなり何の喩え!?)
ひと言で口説け!
じゃあ、あなたがセールスマンだとして。
接客中のお客さまに、ズバッと
ひと言だけ話しかける。
たったのひと言だけで、お客さまに、
「じゃあ、買います」
言ってもらわなきゃいけない。
…できますか?
…難しそうじゃないですか?
最初のうちは、ヘタに文章を短く
まとめようとしなくてOKです。
さっきもお伝えしたように
短く伝えようとすると、ありきたりな
どこかにあるメッセージになりがちです。
他店でも使われているようなフレーズ、
借り物の文章では、お客さまの心は動きません。
まずは、長くなってもいいので
文章で伝える意識。
多少長くなってもいいので、あなたの言葉で伝える意識。
こっちを持った方が成果は上がりやすいですよ。