昨日、大学校で授業をしてきました。
3時間みっちり手書きPOPを教えて来ましたよ。
お約束どおり、報告いたしますね。
まず初日は、無事に終了できました。
全体をみると、順調な滑り出し。
…ただ1点!ちょっとしたハプニングもありました。
実は、3時間の授業のなかで退屈そうにしていた生徒がいたんです。
それも、4~5人も!
暗雲立ちこめるスタート!?
始まってどれくらい経って、、だったでしょうか。
…1時間半?
1回目の休み時間が終わった後くらいだったと思います。
パタッ、パタッ、パタッ、とうつむき出す生徒。
(それを見ながら、焦りだす僕)
生徒のテンションに反比例するかのように力がこもる僕の声。
(声も大きくなっていんじゃないでしょうか?)
ペースが乱れていたかもしれません。。
でも、生徒にはそんな僕の気持ち、微塵も伝わりません。
「おーい、退屈かー?」
心の声も届くわけありません。
僕が力を込めて授業をしても、状況は同じです。
というか、かえって教室の雰囲気は空回りしていたかもしれません(汗)
…って、そんなものなんですよね。
どれだけ力を込めたからといって、その声が相手に届くか?
というと、全くそれは関係ありません。
どれだけ大きな声で叫んでも状況は変わらず、かえってそれは逆効果だったりします。
表現の仕方がずれていると伝わらない
販促物っていうのは、
「アツい想いを込めたから、それが相手(お客さま)に伝わるか?」
というと、実は100%そうでなかったりします。
…こんな事いうと、普段から、
「手書きPOPには、想いを伝えましょう」
そう言っている僕の話から少し矛盾しているように聞こえるかもしれません。
でもね、そうなんですよね。
想いの表現の仕方がズレていると伝わらないものなんです。
手書きPOPを書くあなたは、
- アツくなっている
- アツい想いでメッセージを書いている
- 商品の素晴らしさを伝えられている
ただ、そのあなたの気持ちがお客さまに届くか?
というと、実はそうでなかったりするんですね。
例えば、よく例にも挙がる話ですが、10代の頃に書くラブレター。
まさにコレと同じです。
夜中に書くラブレターの法則
夜中、好きな彼女に気持ちを伝えるために1人で手紙を書く。
- もう、必死
- めっちゃアツくなっている
- まわりも視えない状態
だと思います。
っで、翌日起きて、最終の見直し。
もう一度読んでみる。
読み終えたときの気持ち、どんな感じだと思います?
…けっこう恐ろしい事になっていたりします(笑)
あまりに赤面な内容で、到底渡すところじゃない。
「よくこんな文章書いたよな」
って、自分で自分を疑いたくなる。
そんな超恥ずかしい内容になっていたりします。
僕たちが書く販促物のメッセージ
これが「夜中に書くラブレター」と同じになっている、
とまでは言いませんが、せっかくのあなたのアツイ気持ち。
それがうまくお客さまに伝わっていない、
空回りしているかもしれない、、、
そんなモッタイない状況もあるということです。
まるで、昨日の僕の授業のように、、、ね(涙)
…兎にも角にも、大学の授業。
第1回目は、ちょっとしたハプニングもありましたが、無事に終了です。
今日の話じゃないけれど、終わった後に先生からも振り返りを聞いておきました。
今後の内容に反映できますからね。
次回(7月末)がまた楽しみです。