先日、ある美容院さんのサポートに入って来たんですね。
折込みチラシをされたので、そのフィードバックにということで。
オーナーさんが想定していたよりも低い反響だったんです。
想定の4分の1の反響だった折込みチラシ
昨年にもサポートに入らせてもらっていた美容院さん。
休眠客へのアプローチなどを行いながら、順調に業績を上げられていたんです。
っで、しばらくサポートが空いていた(1年くらい)。
その間に、折込みチラシをかけられたんです。
すると、オーナーさんが想定されていた反響より低かった。
想定の4分の1くらいしかなかったんです。
「あれーっ?オカシイな」
ということになった。
っで、僕にもチラシを見て欲しいと連絡が来た。
でね、見させてもらいながら、話をしているでしょう。
すると、1つの懸念のようなモノが思い浮かんだんです。
こちらが思っている以上にお客さんには伝わりにくい
その美容院さんは、今回、「女性の薄毛」に特化しようと考えられました。
それ用の新たな店販商品や施術サービスも導入されていた。
新商品への導線を考えながら、チラシを撒かれた。
もちろん、通常のカットの新規客も開拓したかったけど、「薄毛」に悩まれているお客さんの目に留まれれば。
そこのお客さんに新しく来てもらえれば。
そんな想いを抱きながらチラシをつくり撒かれた、ということがオーナーさんとのやり取りで分かったんですね。
(チラシ製作は代理店に任された)
・・・その意図をお聞きしながら、あらためてチラシを見てみると。
「ちょっと伝わりにくいのかなぁ」
という風に感じたんです。
チラシの表面で「薄毛」に対するニーズの掘り起こしをされている。
具体的に、薄毛に関する現状などをメッセージの中で伝えられていた。
っで、紙面裏面で、その薄毛対策の商品やサービスを紹介されているんです。
オーナーさんからすれば、表面を読んだ方が、裏目のサービスに興味を持って来店してくれるだろう、そうシナリオを描かれた。
ただ、その「ニーズの掘りおこし」⇒「商品・サービス」への繋がりがちょっと弱い気がしたんですよね。
あくまでも結果論なんだけど、、、
うちのお店は、●●に特化したお店です。
だから、こんな商品やサービスを扱っています。
というオーナさんの意図(想い)が、お客さんに伝わり切らなかったのだと思うんです。
オーナーさん的には、
「ちゃんと伝えているのに、、、」
ってなられていたんですよ、おそらく。
ただ、そこがご本人が思っている以上にお客さんに届いていなかった。
この課題、色んな案件に関わっていると、よく出てきます。
こっち(お店側)は、こういう意図を持ってやっている。
だけど、意外とそれがお客さんに伝わっていない。
・・・どうして??ってなるパターン。
結構多いですよ。
今回の美容院のオーナーさんには、
- チラシのレイアウト
- 魅せ方
- メッセージ内容 など
を通じて、今後の僕が思う対策をお伝えさせていただきました。
来月またお伺いしますが、その時までにポスティングも実施してもらう約束もしました。