今日は、手書きPOPを書く時に意識したい、色の話です。
先日、「手書きPOP7つの極意」を登録された方から
「手書きPOPの色合いをどうすればイイか?」
というご質問をいただいたんですね。
セミナーなどをやっていても、時折同じような相談を受けます。
というわけで今日は、手書きPOPを書く時に意識したい色のことについての話です。
手書きPOPはカラフルな方がイイ!?
先日も地元高知で手書きPOPセミナーをしていた時に、訊かれました。
「手書きPOPにつかう色は、何色くらいが良いのですか?」
ほんとこの質問、よく訊かれるんです。
っで、僕はいつも、
「2~3色でいいと思いますよ」
このような返答をさせてもらっています。
手書きPOPは、あまりカラフルにしなくていい。
2~3色がベスト。
そう考えています。
伝えたいことをより目立たせるために
手書きPOPは、2~3色でイイ理由。
それは、大事なことを目立たせるためです。
あなたが伝えたいことを、お客さまに分かりやすく伝えるため。
これが理由です。
例えばですよ、こちらの手書きPOPを見ていただけますか。
上から見ていくと、、、
キャッチコピーは、赤色の文字で書かれている。
メッセージ(説明文)は、黒色の字。
っで、台紙の部分は緑の文字ですよね。
赤、黒、緑の3色です。
次に、この手書きPOPでもっとも目立たせたい所はどこか?
というと、キャッチコピーなわけです。
「この酸味がたまらないの」
という部分をまずはお客さまに目にして欲しい。
1番目立たせたい部分です。
だから、目立つ赤色で書いています。
文章量の多いメッセージは黒文字。
だから、黒とは違う色で書いた方が目立ちますよね。
逆にこれが、キャッチコピーから説明文まですべて黒色だったら、特に目立ちませんよね?
あとは、いろんな色が何色も使われていたら、どこが強調の部分なのか分からない。
だから、シンプルに「赤」と「黒」で書いて、赤色の部分を強調しているわけです。
…手書きPOPにつかう色を考えるときに意識したいこと。
それは、あなたが伝えたい部分を目立たせる。
ここを意識して、配色を考えることです。
シンプルな方法は、色を2~3色に抑えてもっとも伝えたいところに目立つ色をつかう。
手書きPOPにつかう色は、2~3色で十分ですよ。