『手書きPOP7つの極意』
ご購読者からメッセージを頂きました。
理容室をオープンさせたので単価アップにつなげていきたいです
・顧客単価アップ
・手書きPOP
この2つはものすごく相性が良いです。
顧客単価を上げるために手書きPOPを使う。
理にかなったやり方です。
事例報告も交えてお話ししていきます。
「お客さまの数を増やす」
今回メッセージを下さった方は理容室さん。
業種的に、お客さまの利用頻度がある程度決まっていますよね。
例えば、1カ月に1回とか。
商品単価も決まっていると思います。
大人カット:4000円とか。
ここから1人のお客さまが1年間に使われる売上がでます。
4,000円(単価)×12回(頻度)=48,000円
単純にいえば、この数字に顧客数をかけると1年間の売上になります。
さらに、この数字から売上を上げていこうと思えば…
次に意識がいくのが…恐らくですが、
「お客さまの数を増やす」
という事じゃないかと思うんです。
「新規のお客さまが欲しい」と。
勿論、今来店下さっているお客さまにリピートし続けてもらう
その対策も必要です。
ですが、多くの場合、新規のお客さまを獲得する事に意識がいきがちです。
ただここで1つ、考えて頂きたいのです。
セオリー通りの質問になるかもしれませんが、
1:新規のお客さまを増やすこと
2:今来店して下さっているお客さまの単価を上げること
どっちがハードル低そうですか?
取り組んでみて成果が出やすそうなのは、
1:新規客を増やす
2:顧客単価を上げる
どちらでしょうか?
POP1枚で3倍以上の反響に
ある理容室さんからの成果ご報告です。
返事も出さず、電話までいただいたのに出られずすいません。
DVD見させて頂いて、自分なりに実行しています。
前月に5名だったメニューが、次月には16名に
していただけるようになりました!言葉だと押売になってしまいそうですが、
POPだと必要だと思う人に買って頂けるのでイイですね!
メッセージに書かれているように、手書きPOPを実践。
あるメニューの利用者が、5名から16名になりました。
メニュー単価は解りませんので、仮に3,000円とします。
すると、
POP実践前:3,000円×5名=15,000円
POP実践後:3,000円×16名=48,000円
です。
1か月で33,000円の売上アップです。
さらに、ここで注意してほしいポイントがあります。
もしも、このメニューがリピート性のあるものだったとしたら?
例えば、毎月受けた方が良い薄毛対策の頭皮マッサージとか。
単純にヘアカラーとか。
定期的に受けた方が良いメニューだとしたら、売上ってさらに上がりますよね?
毎月受けるメニューとして仮定すると、
3,000円×16名=48,000円
48,000円×12か月=576,000円
576,000円の売上が上がります。
ちなみに、POP実践前は、
3,000円×5名=15,000円
15,000円×12か月=180,000円
結果、手書きPOPを実践した事による売上アップ額は、
576,000円ー180,000円=396,000円
396,000円になります。
まぁ、実際にはメニューを受けられた方全員が100%リピートしないと思います。
2ヶ月に1回利用するという方もいると思います。
…にしても、たった1枚のPOPを書いただけで、数十万円の売上が上がる。
そう聞いたら、やった方が良い。
とりあえず試した方が良い。
そう思いませんか?
だって、手書きPOPは軍資金ゼロでできる取り組みです。
紙とペンがあれば、実践可能です。
しかも、効果は一度きりではありません。
一度POPを書いてしまえば、半永続的に効果は持続します。
商品価値が無くならない限り、売り続けてくれるのです。
「POPをやらないと損?」
そんな気がしてきましたか?
もしそうだとしたら善は急げ、です。
モチベーションが冷めないうちに行動あるのみです。
ちなみに今回の報告を下さった理容室の方は、こちらでPOPの書き方を学ばれました。
結果、施術利用者が3倍以上になりました。
『メニュー利用者が3倍以上になった秘密』