手書きPOPを創るときに行う作業には2つあります。
- メッセージを考える作業
- 考えたメッセージを見せる作業
大まかに分けると、この2つです。
っで、今日お話しするのは、1.のメッセージを考えるときに有効な話です。
先日、ある食品卸の会社さんへオジャマしたときのこと。
手書きPOPをつくる作業が、非常にスムーズにいったんです。
メッセージ的にも良いモノが出来上がった、
僕はそう感じたんですね。
っで、このスムーズに手書きPOPを創り上げられた。
そこには、要因がありました。
今日は、その話を少し共有したいと思います。
自然とメッセージが思いつく2つのステップ
手書きPOPが良いと思っても、なかなか実践できない要因。
それが、メッセージを創り上げる部分での問題です。
「お客さんに響くメッセージが思い浮かばない、、、」
この悩みです。
でね、今から僕がお話しするのは、この上記の悩みを解決するためのポイントです。
2つのポイントです。
手書きPOPのメッセージを考えるときにココを意識しておく。
すると、お客さんに響きやすいモノになるよ、
そんなポイント2つです。
先週伺った企業さんでも一緒にやって、素晴らしい手書きPOPが出来上がった。
その方法です。
では、いきますね。
まず1つ目です。
1.「どんなことを話しているか?」思い出す
あなたが扱っている商品がありますよね。
その商品をお客さんに販売するときに、どんなことを話しているか?
ココを思い出すのです。
小売の方なら、直接お客さんと接する機会がありますよね。
「接客のときにどんな話をしているか?」
そこを少し考えみます。
普段は無意識に話しているかもしれないんだけど、ちょっと思い出してみる。
あと、小売じゃない業種の場合。
例えば、メーカーさんとか今回僕がうかがった卸会社さんのケース。
その時は、営業のときの話でもOKです。
得意先の担当者さんと商談をしているときに、話すこと。
それらを、思い出してみます。
僕が訪問した企業さんは、業種としては卸だったんだけど、ときどきデパートなどの催事に出店されていた。
なので、そこでお客さんとコミュニケーションをとられていた。
その時に話すこと。
話したら、お客さんが興味を示したこと。
どんどん思い出してもらいました。
するとね、従来の考え方では思いつかないであろう、素晴らしいメッセージとキャッチコピーが生まれました。
この作業でのポイントは、
- 話したらお客さんが興味を示してくれた話
- お客さんの態度がグッと変わった話
- それって、どんな話だったか?
この辺りに意識を持って考えることです。
そして次に、この思い出す作業のあとにやってもらいたい、2つ目のステップ。
それは、
2.ひたすら、なぐり書き
1.のお客さんとの話を思い出したら、それをそのまま書き出すことです。
文章にしよう、とか思わなくていい。
ザァーッと書き出してみる、っていうことです。
お客さんと話している時の気持ちになって、そのシーンに入り込んで、
・・・まず、こうして声をかけるよね、
っで、次はこんな話をして、、、次は、、、
という感じで、接客のシーンを思い出す。
そして、その時の話をそのまま箇条書きで良いので、書き出す。
文章同士がつながっていなくても大丈夫。
とにかく、書き出す、ココがポイントです。
文章同士をつなげる作業は、あとからでOKです。
- 普段、お客さんに(その商品について)どんな話をするか?を思い出す。※可能であれば、お客さんの興味がグッと入った話がベター。
- っで、その思い出したシーンをそのまま箇条書きでイイので書き出す。
この作業です。
っで、出て来た文章を同士を後から流れになるようにくっつけていく。
メッセージをつくっていくのです。
僕がうかがう企業やお店さんで手書きPOPをつくるとき。
いえ、POPに限らずチラシをつくるときも、この作業を踏むコト多いです。
すると結構スムーズに販促物がデキあがる。
もしも、あなたが販促物をつくるときに手こずられているようなら、、、、
今日の話を参考にしてみてくださいね。