全国で実施されたセミナー・研修の事例紹介はこちら>>

POPで商品を売る。売れるPOPを書く「一番の近道」はこれじゃないか

スキルは大事。
能力があったら、スムーズに効率よく物事を進めることができる。
だから、「私(オレ)もあんなスキルあったらなー」と思う方も多いかもしれない。

ただ個人的には、物事に取り組む『姿勢』。
ここが貴重だと思うし、大切にしたいと思っています。

スキル(能力)<姿勢

たとえば、POP(ポップ)を実践するとします。
「POPをつかって、お店の売上を上げたい」そう思って、POPセミナーに参加した。

セミナーでは、POPを活用して、お店の売上を上げる様々なノウハウを学んだ。

  • POPって、そもそもどんなモノなのか?
  • 購入につながるPOPと購入につながりにくいPOPの違いって、何なのか?
  • どんなことをPOPで伝えれば、お客さまは興味を持ってくれるのか?
  • 実際にお店の売上が上がったPOPの事例…などなど

セミナーの中で学んだとします。

じゃあ、いざ実践。
「今学んだことを活かして、POPを実際に書いてみよう」となった。

  • 「オッケー、じゃあ書いてみるか」POPを書ける方
  • 「うーん、どうしよう…」躊躇してペンが進まない方

実際にPOPセミナーをすると、お二人のパターンに分かれる事は多いです。

スキルが行動の邪魔をする

POPを書こうとして、ペンが進まない理由はさまざまだと思います。

  • アイデアやネタが浮かばない
  • 文章を考えるのが苦手
  • 「きれいな字が書けないし…」字に自信がなくて恥ずかしい…ほか

特にPOPの場合でいえば、見映えが気になって前に進めない方が多いです。
上記の理由でいう、字に自信がなかったり、デザインを気にされたり。
あとは周囲のセミナー参加者さんが書くPOPが上手に見えて、劣等感を感じて動けなくなったり。

一方、ガンガンPOPを書きまくる方もいらっしゃいます。
周囲の参加者さんを気にすることなく、ガンガン突き進む。
メッセージを書くペンがどんどん進む。止まらない。

度胸がある。ビビらない。そんな性格の違いもあるのだと思います。
POPに限らず、何かをする際に事前に考え、慎重に行動される方もいれば、とにかく行動!突き進む方がいらっしゃるように(臼井はどちらかというと後者。何も考えず突き進むタイプ(笑))。

動くことで得ることはいっぱい

動くことで気づくこと。
行動することでわかること。
やらなきゃわからないことって、いっぱいある
と思っていて。

はじめから、1枚目から、お客さまに興味を持ってもらえるPOPを書ければ、それはそれで、一番いいんだけど。
なかなか、それって難しい。

スキルを高めて。
いっぱいネタを考えて。
デザインも練りに練って。
いざそこまで用意周到に準備しても、いざ、うまくいくか?
POPの場合であれば、お客さまに興味を持ってもらって、購入につながるか?

売り場に出して、お客さまに見てもらわないとそれはわからないわけですよね。

とりあえず試してみる

好みの問題もありますが…
まず、やってみる。
まず、書いてみる。
まず、お客さまに見てもらう。

思っていたような結果が出なければ、また違うやり方でチャレンジする。
そのうまくいかなかった結果を引きずらない。

すごく乱暴な言い方だけど、やっていくうちに、POPであれば書いていくうちに成果って出てくる。
POPを書いた商品が売れるケースが出てくる。
すると、書いた本人も嬉しい。
じゃあ、また別の商品のPOPも書きたくなる。

さらに、書いているうちに「次はこうやってみよう」「メッセージはこうした方がいいのかな」工夫をしだす。
またそれが成果につながってくる。

やらなきゃわからないことって、いっぱいある。
やってみて気づけることって、いっぱいある。
一にも二にもスタートしてみなきゃ、始まらない。

そんな意味でも、物事に取り組む姿勢。
素直に前に進む、姿勢。
実は言葉で言うのはかんたんだけど、その姿勢は難しい。

だからこそ、大切にしたいです。

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名・売場30坪の産直店で年商1.3億円を達成し、全国の自治体から視察も殺到。 現場から学んだのは「現場が主体的に取り組むことで、チームの雰囲気も業績も劇的に変わる」ということでした。 現在は、直売所・道の駅や小売店舗の現場に入り込み、販促や人材育成をサポート。 「小さな成功体験がチャレンジしたくなる文化をつくる」を信条に、累計200社以上で実践支援を実施。 上場企業でのセミナー受講者は延べ3,000名超え。飾らないフランクなコミュニケーションが現場に浸透すると定評があります。 プロフィール詳細を見る →