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中小はマーケティングするな。〇〇せずに売れる商品を売れ

臼井です、

「中小はマーケティングするな」

尊敬する方から教わり、今でも残っている言葉です。

これから起業する方とご一緒する機会が増えました。

※先日も「地域おこし協力隊」の方々、約20名とセミナーで学びました。
(別の機会でお伝えしますね)

今日の話は、これから起業する方だけでなく、今ご商売をされている方、お勤めであっても、何かご自身をPRする。
あるいは知ってもらう際に知っておくと役立つ考え方です。

起業時に特に意識したいこと

これは自分自身が起業時に犯した失敗の1つで、

売れない商品をいくら頑張ってセールスしても売れにくい。
それより説明しなくても売れるモノを売る。

特に起業時には意識したい考え方です。

「説明しなくても売れる?」

「そんな商品があるなら、そりゃ初めから売りたいよ」

って言いたくなりますよね、自分も初めはそう思いましたから(笑)

でもね、もうちょっとだけ辛抱して話を聞いてみてください。

わかりやすく臼井が起業時に犯した失敗談を共有します。

起業時に犯した失敗

当時働いていた会社を退職したのが、2011年3月31日。

4月から晴れて起業。
当時は今と違う分野で起業しました。

「あなたの夢をPOPにします」

こんなコンセプトで、筆文字で色紙に元気になるメッセージを書いたりしていました。
(〇いだ〇つおさん、みたいなイメージですね)

でも、全然売れなかった。

起業初月の売上はどうでしたかね、3~4万円だったと思います。

っで翌月、入院しました。

身体中にブツブツができて、40度の高熱が2週間続いたんです。

救急病院とか3軒まわった最後、

「原因不明の奇病ですね。入院してください」

って言われて10日間入院しました。

退院した帰りのタクシーの中で、前職でお世話になっていたお店のオーナーさんから電話が鳴り、

「POPを使って業績を伸ばしたい」

法人契約1件目になりました。

そこから提供サービスがグイっと180度転換。
店舗向けの販促コンサルティングをメインに行うことになりました。

…っで、いよいよ本題です、
(前置きが長くなりました(笑))

冒頭で話しましたよね?

「中小はマーケティングするな」
「説明しなくても売れるモノを売れ」

要は、説明しないと価値が伝わらない商品は売れづらい。

売るまでに時間もコストも労力もかかる。

なので、既にマーケティングがされ、価値が理解されているもの。
その分野、商品のニッチを探す。

お客さまは求めているけど、まだ満たされていない。
不満を解消する付加価値をつける。

これが個人、中小の『目指す道』、だと考えています。
(というか尊敬する方から教わりました)

臼井が起業時に販売した、

「筆文字であなたの夢を書きます」

このサービスをパッと聞いて、価値を感じる人がどれだけいるか?

説明して、説明して、、ファンになってもらって、、、時間もコストもかかる割に
顧客対象となる分母が小さいんです。

求める人と提供する人がいる分野

既に市場がある(欲しい人と提供する人がいる)分野。
そこで、まだ満たされていない不満を見つけ、解決する商品やサービスを提供する。

「私はこんな事できます!」

職場やコミュニティで声高に伝えても、上司や仲間が求めていることでないと相手にしてもらえません。
あなたが持っている価値も伝わりませんよね。

「価値を伝えましょう」

普段言っているので、矛盾した話に聞こえるかもしれません。

ポイントなのは、全くゼロのものを理解してもらうのは難しい。
それより既にあるものに新しい要素をつけ加える。
それも利用している人の不満を解決する要素。

全く新しいものを生み出すより、何十倍も受け入れられやすい。

マーケティングは大手に任せておけばいい。

個人や中小は今あるものにプラスアルファを加えるイメージで。
起業して12年経って、ようやく理解できるようになりました。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名・売場30坪の産直店で年商1.3億円を達成し、全国の自治体から視察も殺到。 現場から学んだのは「現場が主体的に取り組むことで、チームの雰囲気も業績も劇的に変わる」ということでした。 現在は、直売所・道の駅や小売店舗の現場に入り込み、販促や人材育成をサポート。 「小さな成功体験がチャレンジしたくなる文化をつくる」を信条に、累計200社以上で実践支援を実施。 上場企業でのセミナー受講者は延べ3,000名超え。飾らないフランクなコミュニケーションが現場に浸透すると定評があります。 プロフィール詳細を見る →