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個人、中小はマーケティングするな。その理由を知って、、

ある自治体でセミナーを控えた前週のこと。

その資料をまとめていました。

  • これから起業する
  • 事業を起ち上げる方

が対象のセミナーで、一緒に学ぼうと考えている
1つにこんなテーマがあるんです。

「個人、中小はマーケティングするな」

起業して随分経ったときに
尊敬する方から教わった言葉で。

これを最初聞いたとき、

「どういうこと?」

意味わかんなかったのですが、、

理解して、唸ってしまったんです。

世間で言われることと真逆の話でもありました。

逆にこれを知って、

「どうやって売ればいいか?」
「誰に売ればいいか?」

商品の売り方を組み立てやすく
考え方がシンプルになりました。

例えば、スマホありますよね、

iphoneとか。

「iphoneの新シリーズ発売」

って聞いたり、コマーシャルを見たら、

「あー、また新しいのが出たんや」
「次々とよう出すなー」

詳しくは分からないけど何となく想像できると思うんです。

これって、【iPhone=こんなもの】

みたいな図式が頭のなかに
デキ上がっているからだと思うんです。

カッコいいとか、洗練されているとか、
シンプルで使いやすいとか。

「スマホって、なに?」

あんまり今だと疑問に思う人は少ないですよね。

【スマホ=○○】

私たちがわかっている、理解しているからでもあります。

逆にこれが、、

「こんな商品をつくりました!」
「こんなサービスを提供します!」

と言ったときに、相手が、

「ん?…なにそれ!?」
「どういうこと?」

みたいな反応になっちゃうもの。

イチから説明をしないと興味を持ってもらえないもの、
ちょっと厳しい道のりになるんじゃないか。

なぜなら、価値を理解してもらうには
時間も労力も、コストもかかります。

「iPhoneの新シリーズ発売」

と打ち出せば、お客さまがワーッと集まる。

これまでにAppleが時間や労力、
経費をかけて価値を伝える作業をしてきた。

だから成し得る芸当で。

個人、中小だと、色んな意味で余裕がない。

だったら、今ある商品やサービス。

今ある業界の弱点。

「暗黙の了解」みたいな感じでお客さまも諦めている
フラストレーションを解決してあげる。

全くのゼロから起ち上げるより
既に価値を理解されている。

そんな商品やサービスのほうが
向かい風少なく離陸しやすい。

今までにない商品、サービスももちろん大事です。

ただ個人的には、既存の『チョイずらし』。

20%の新しい要素。

くらいが摩擦も少なくスピーディに
受け入れてもらいやすいのかな、

そう考えています。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。