手書きPOPには、
大きく言うと、2つのタイプがあるんです。
「魅せるPOP」
「売るPOP」
この2つです。
っで、手書きPOPを売上に繋げようと思えば、後者の「売るPOP」。
こっちを使わなきゃイケないんです。
昨日、地元高知県の関連団体で、手書きPOPの勉強会を行っていたんですね。
っで、そこで感じたこと。
それが冒頭の話だったんですね。
手書きPOPには、「魅せるPOP」と「売るPOP」がある。
前者の「魅せるPOP」っていうのは、どんなのか?というと。
売場をつくるためのPOPです。
シンプルに言えば、雰囲気をつくるためのモノ。
スーパーとか、買い物に行かれるお店で見られたことないですかね?
すごく語呂のいいキャッチコピーが書かれてて。
そして、その下に商品のイラストとかも書かれてる。
キャッチコピーを読むと、妙に耳触りがイイ。
「スッキリ、さっぱり、ファンたグレープ!」みたいな。
あと、カラフルにきれいに書かれていたり、和紙に筆文字で書かれていたりしてね。
売場に商品と一緒に置かれているのを見ると、
「うわぁ、キレイ!」とか思う。
・・・だからと言って、そのPOPを読んで、商品が欲しくなるか?
心を動かされるか?
っていうと、そこは微妙な部分でもあるんですね。
一方、もう1つのが、「売るPOP」。
その意味は、もう、そのまんま。
商品を売るために付けるPOPです。
・・・前者の「魅せるPOP」との違いは、読ませるPOPだということです。
文章を読んでもらって、お客さんの心を動かす。
「商品を欲しくなってもらったり、、、」
「お店のファンになってもらったり、、、」
POPを読んで、
「ここのお店、オモシローい」
「他のPOPは、どんなの書いてるんだろう?」
って、思ってもらうためのPOPです。
昨日の勉強会でも、参加者の方に書いてもらいました。
すると、今お話ししたような部分に当てはまるPOPが出てきたんですね。
例えば、こちらのPOP。
これは、講習会が始まってスグに書いてもらったモノです。
こちらのPOPは、どちらかというと、売場をつくるためのPOP。
新商品のプロモーション(販売促進)や、イメージをつくるのに向くPOPですね。
っで、講習会の最後(1時間20分が経った頃くらいかな)にも、あらためてPOPを書いてもらいました。
それが、こちらです。
こちらは、ある意味、読んでもらうためのPOPです。
読んでもらった後のお客さんの反応を期待するモノです。
・・・あなたは、どんな感じでしょうか?
最初のPOPと、2枚目のPOP。
この2つのPOPで、印象の違いって、ありますか?
あなたが、POPを読まれたとき、
「オモシロいな」って、感じるのは、どっちのPOPですか?
POPを読んでみて、
「このPOPの商品は、どれかな?」
って、売場で商品を探すのは、どっちのPOPでしょうか?
・・・っと、こんな感じでね、手書きPOPには、2つのタイプがあるんです。
商品や売場のイメージをつくるためにPOPをつくるのか?
そのために書くPOPなのか?
それとも、
お客さんの心を動かすためのモノなのか?
読んでもらって、
「オモシロい。他のも読んでみたい」
そう思ってもらうためのPOPなのか?
まずは、このあたりの目的を考えてみることが大事です。
そうすることで、書く内容も変わって来ますからね。
ある程度、即効性を求めるのなら、後者、「売るPOP」になってきます。
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