あなたはご自身の事を
『完璧主義者』だと思いますか?
私のなかで拠り所にする
ルールの1つに
『完璧主義にならない』
というのがあります。
完璧を求めるというのは
一見、もの凄く理想的なのですが、
反面、私のような凡人にとっては
成長を妨げる大きな壁
にもなります。
何をするにしても完璧を求め過ぎる。
結果を求め過ぎて、
スタートする前から怖くなって
ビビッてしまう。
動けない…。
行動できない…。
結果が出ない…。
よく反省するパターンです。
ある意味、結果を出せる人、
出せない人の、
決定的な違いとも言える
のかもしれません。
例えば、小学校の夏休み、
よく学校のプールに通いましたよね。
うちの娘も通っていますが
小学生だと
1:水泳の好きな子
2:大嫌いな子
180度分かれます。
ちなみに私は、低学年まで
典型的なカナヅチでした。
夜、よくお風呂で母親と
洗面器に水を張り顔をつける練習を
したのを憶えています。
あと最初のハードルは
クロールで25mを泳ぐ事でした。。
この25mを完泳するにも
色々アプローチがあって。
例えば、とにかく
どんな形でも良いから泳ぎ切る。
息継ぎがどんなに下手で
みっともなくても良いから25m泳ぎ切る。
こんなアプローチもある一方、
クロールの理想的な手のかき方を憶え
息継ぎのコツも習い、
その型を意識しながら泳ぎ切る。
様々なゴール到達法はあると思います。
ただ個人的な意見を言うと、
どれだけ息継ぎが格好悪かろうが
形は気にせず、最後プールの壁を
タッチする。
まずは最後まで泳ぎ切る。
ここに1点集中するのが、
25m完泳の近道じゃないか、
と個人的には思っています。
実際、娘の息継ぎを見ていると
かなりな状態です。
(彼女も必死なので何も言いませんが)
だけど、それを気にしてばかりいたら
なかなかゴールまでたどり着けない。
練習も途中で、嫌になってしまうと思うんです。
それよりも、
とにかく1回でも良いので
形は50点でも良いので
最後まで泳ぎ切る。
そこから見えてくる、
感じる何かがあるはずです。
『完璧主義』
私自身がそうですし、
結構多くの方がそうじゃないか、
と思います。
そして成長の妨げになっている
そんな風に思います。
「とにかくゴールテープを切る」
順位は何番でも良いので
ゴールテープだけは切ろう。
「それでOKだ」
という意識を持つ。
これをルール化すると
多少の失敗も怖くなくなり、
行動量も2倍3倍に増えます。
(『ゴールテープの法則』と言います)
ゴールテープも切っていないのに、
「あーだこーだ」
言っても仕方ありません。
もしも完璧主義で
なかなか行動に踏み切れない。
今何か取り組んでいる
課題があるのなら、
「ゴールテープの法則」
意識されてみてはいかがでしょうか?
25m泳ぎ切った後にしか見えない
風景が待ち受けているかもしれません。