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ブラックボードを始めようと思ったら、まずは知っておきたいポイント

 

「商品」や「サービス」をPRするのが手書きPOPの役目だとしたら。

あなたの「お店」を紹介するのは、、、

 

そう、その役割を担うのはブラックボードです。

 

 

手書きPOPとも相通じる部分の多く、同様のノウハウが活かせたりする。

そんな「お店のPOP」ともいえるブラックボードの話を今日はします。

ブラックボードには、2つのタイプがある

ブラックボードを始めようと思ったら、まずは抑えておきたいポイントがあります。

それは、ブラックボードには2つのタイプがあるということです。

  • おすすめブラックボード
  • おたよりブラックボード

大まかにいうと、この2種類です。

 

 

では、カンタンに2つのブラックボードの違いをお伝えしていきますね。

1.おすすめブラックボード

ズバリ、商品やサービスをお薦めするためのものですね。

 

店頭に設置したブラックボードに、

  • 販売(提供)する商品
  • 今日のオススメ(特売)商品
  • 飲食店ならメニュー

といったことを書き、見込み客にアピールする使い方です。

よくある一般的なブラックボードの使われ方じゃないでしょうかね。

 

書くメッセージ的な特徴で言えば、この「おすすめブラックボード」は短かめ。

どちらかというと、お店の前を歩かれる歩行者など見込み客を対象にして書くモノなので、端的に情報を伝えなきゃイケない。

必然的にメッセージが長いと、読まれにくい傾向がある。

伝える情報も、商品名や価格、メリットといったところが中心になってきます。

 

商品をオススメされた和洋菓子店のブラックボード事例

2.おたよりブラックボード

文字通り、ブラックボードを「おたより」代わりにつかうやり方です。

目的としては、お客さまとの関係性を築きあげることになります。

  • 季節がらのあいさつ
  • プライベートな話
  • 最近の出来事
  • ニュース

などに触れた内容を書いて、お客さまとの距離感を近づけることが目的です。

 

メッセージ的な特徴でいえば、多少長くなる傾向があります。

前者の「おすすめブラックボード」が情報を端的に伝えるのに対して、こちらはある程度の文章にして伝える感じです。

 

書き手である店長さんの人柄伝わるブラックボード

 

使い分け方の目安としては、、、

「うちのお店には、どっちのタイプのブラックボードがいいんだろう?」

って初めは迷われるかもしれないんですよね。

そこで、使い方の1つの目安をお伝えします。

  • 立地的に、お店の前に歩行者が通らない
  • 店頭が駐車場になっている
  • スペース的に、ブラックボードを設置する場所がお店の入り口になる

といったように「ボードを見る方」イコール、「入店されるお客さま」になる店舗の場合。

後者の「おたよりブラックボード」が相性がいいです。

 

何度か来店してくださっている既存のお客さまが(ブラックボードの)対象になるので、ボリュームのあるメッセージを書いていても、読んでもらえます。

一方、あなたのお店とまったく関係性のない歩行者が対象だと、そうはいかないですよね。

 

 

ブラックボードをつかうことで、

  1. ある程度の文章量で、書き手(あなた)の人柄を感じてもらう
  2. あなたに興味を持ってもらう
  3. お店に親しみを感じてもらう
  4. また次回来店してもらった時には、違うことが書いてある
  5. ブラックボードを来店時の1つの楽しみにしてもらう

こんな流れをお客さまとのあいだに創りあげられると、販促物としても機能してきます。

 

まずは、今日ご紹介した2つのタイプ。

どっちからスタートしてみるのか?

「おすすめブラックボード」にするのか?

それとも、「おたよりブラックボード」か?

ここを1つの目安に決めてそのあと実践していくと、いろんな気づきや広がりが出てくるんじゃないでしょうか。

 

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。