今日はお客さまに喜んでもらえる手書きPOPの書き方の話です。
そして手書きPOPでもっとも必要な要素です。
お客さまに読まれ、共感されやすい手書きPOPの1つ、
それは、「人柄」の伝わるモノです。
読んだときに、そのPOPを書いた人の存在感や人柄を感じられる。
これこそが、お客さまに読んでもらえ共感されるPOPになってきます。
1枚の手書きPOPの事例をご紹介しながらお話ししていきますね。
こちらの手書きPOPをご覧いただけますか
先日、北海道のある企業さん(調剤薬局)で社員研修をおこなってきました。
その時に、職員のお一人に書いてもらった手書きPOPです。(残念ながら実物は公開できません)
衛生的って、大事!!
使い捨てサージカルマスク
これからの季節、風やインフルエンザの予防のためにマスクは大事です!
このマスクは使い捨てなので、とっても衛生的です。
大容量なので、私ももったいないって気持ちは捨てて1日3~5枚使用しています。
やはり、衛生的でないと菌から自分を守れませんからね^^
私の家族もこの価格と大容量にひかれて、この冬も購入済みです!!
●●●円
これからの季節に欠かせない、使い捨てマスクのPOPです。
2時間半の研修会のなかで、実際に現場(薬局)で働かれているスタッフさんに書いてもらいました。
下書きの段階でこれから清書ですが、読まれてみていかがですか?
どんな印象を感じますか?
まるで語りかけられているような…
いつもよくお店で読んだりする手書きPOPと少し違う、
そんな感じがするのは、僕だけでしょうか?
従来よくあるPOPっていうと、売り込み色を感じるモノが多いですよね
こう何か一方的に、商品の良さを伝える。
そして、オススメする。
いわゆる「広告」的な手書きPOPです。
ただ、こちらのPOPはどうでしょうか?
一方的な売り込みメッセージが書かれているでしょうか。
僕は読ませてもらったとき、書かれている内容がスムーズに心に入ってきました。
広告特有の売り込まれている感は、ほとんど感じなかったし。
っで、さらに言うと、
「まるで、この手書きPOPを書いた職員さんと直接話をしているみたいな…」
そんな感じがしたんです。
お店全体の「個性力UP」にもつながってくる
…僕は手書きPOPのセミナーをするときには、なるべく書く人(オーナーさんや従業員さん)の人柄や個性が伝わるPOPにしたい。
そう思って、その書き方をお伝えします。
その答えを気づくための質問を投げかけます。
そう、POPを書く方の「人柄」を伝えることがすっごく大事なんです。
この人柄の部分が抜けて、商品の価値を伝えるだけになると、先ほど言ったような広告的なPOPになってしまう。
っで、お客さまに読まれないし、読んでもらっても成果につながりにくくなるのです。
逆に、そのお店で働く従業員さんの人柄が伝わる手書きPOP。
そのようなPOPがお店中にあると、オモシロいお店になります。
来店して、POPを読むだけで楽しい気持ちになれる。
「とりあえず、あのお店行ってみようか」
商品力以外の部分で、お店の個性を創ることにもつながってきます。
結果、手書きPOPを通じて商品が売れるようになる。
すると、そのPOPを書かれた従業員さんも悦びを感じる。
自分の書いたPOPが成果につながっている。
役に立っている。
次第には、お客さまからも話しかけられる機会が増えてきます。
すべてが好循環にまわり出すのです。
そのためにも、手書きPOPに必要なのは、「人柄」。
書いた人の「人柄」が感じられるPOPこそが、お客さまの求めているモノなのです。
そして、成果にもつながるPOPになってきます。