「手書きPOPに何をどう書けばいいのか分からず、ダラダラと長くなってしまう、、、」
「長いと読まれないよね」
ときどき、こんなお声をいただきます。
手書きPOPに書くメッセージの長さについてのご相談は、ほんと多くいただきます。
…果たして、手書きPOPのメッセージは長いとダメなのか?
短くないと読まれない、、、
あなたはどう思います?
どっちが正しいのでしょう?
多くのお店が持つ手書きPOPに関する誤った先入観
僕の意見は、「手書きPOPは長くても読まれる」なんですね。
僕自身、大阪の産直店で手書きPOPをつかっていたときに実感しています。
多少メッセージを長く書いても、お客さまは読んでくれていた。
というか、むしろ喜んでもらっていました。
だから、POPに書くメッセージは長くてもOK。
この意見を持っているのです。
ただ、ここには1つの注意点があって。
スーパー、量販店のようなお店の場合は、少し例外です。
どちらかというと、価格重視のお客さまが来店されるお店は、長いPOPは読まれない。
そんな可能性も出てきます。
商品の内容よりも、価格を重視されるお客さまが多いのでね。
「買い物を楽しみに来ている」
そのようなお客さまは少ないと思うので。
だけど、そうじゃない。
価格重視じゃなくて、ある程度こだわった、価格以外の部分で勝負している。
と思っているお店や会社だったら大丈夫。
多少、メッセージが長くなっても読まれます。
読まないお客さまは、どんなメッセージを書いても読まないんです。
短い文章で書いても読みません。
だから、そこはあまり気にしない方がイイ。
お客さまの心を動かすことが手書きPOPのゴール
手書きPOPを書く目的は、お客さまに行動してもらうことです。
そう、商品やサービスを購入してもらうこと。
そして、商品を購入してもらおうと思ったら、お客さまの心を動かさなきゃイケない。
そうですよね?
じゃあ、ここで1つ質問なんですが、
お客さまの心を動かすのに、
- ある程度ボリュームのあるメッセージ
- 短いメッセージ
どちらを伝えた方が効果ありそうですか?
…専門家のなかには、
「POPに書く文章は短くないとダメ!」
という人がいるかもしれません。
だけど、僕は別意見。
前述したように、産直店で働いていた時、長いメッセージを楽しそうに読んでくださるお客さまをたくさん見てきましたから。
「短くしないとダメ!」
という制限的な考え方があることで、メッセージに個性が生まれにくくなる。
僕はそう考えています。
それくらい、僕は声を大にして伝えたい。
ある程度、文章ボリュームがあっても手書きPOPは大丈夫。
ボリュームがないと伝わりにくいですよ。
って。
というわけで、今日はこれから青果卸売市場で手書きPOPのセミナーに行ってきます。
「手書きPOPは長くても大丈夫ですよ」
参加者さんに肌で感じていただけるような内容になるように。
今日も参加者の方々と盛り上がってきます!