芥川賞をとった「羽田圭介」さんの手書きPOPが話題になっているらしいですね。
昨日、僕もネットを通じて確認。
知りました。
こちらがその羽田さんが書いた手書きPOPの写真。
(Jタウンネットさんのサイトから引用させていただいています)
この芥川賞を受賞した「メタモルフォシス」、
僕、一切まだ読んでいないんだけど、今日はこの手書きPOPについて少し触れてみたいと思います。
たとえ字に自信がなくても手書きPOPは書ける
まず、この羽田圭介さんの手書きPOPを見させてもらって気づくこと。
それは、字のうまいヘタの部分じゃないかと思うんです。
僕はセミナーをするたび、
「手書きPOPで成果を上げるのに字のウマいヘタは関係ないですよ」
ってお伝えしています。
というのも、手書きPOPに興味はあるんだけど、自分の字に自信がなくて実践に踏み切れない。
そういう方がものすごく多いから。
モッタイナイんですよね、ほんと。
・・・今回の羽田さんの手書きPOPを見てもらうと分かるように、決っして美しい字でもないでしょう。
どちらかというと、殴り書きに近い感じ。
だけど、目に留まるなにかがありませんか?
手書きPOPには、わざわざ感がすごく大切
芥川賞作家が書かれた手書きPOPを引き合いにして、僕の話をするのは少しアレなんだけど。
手書きPOPで成果を上げるために必要なことの1つに、
「書き手の存在を伝える」
っていうのがあります。
もしも、あなたがご自身のお店や会社で手書きPOPを書いた。
そのPOPをお客さんが見た時に、
「ここの店員さんがわざわざ書かれた手書きPOPだ」
と感じてもらわなきゃイケない。
もっと言えば、
「ここの店員の●●さんが、わざわざ書かれた手書きPOPだ」
そう思ってもらう必要があるっていうことです。
成果の上がる手書きPOPは、書き手の存在感が伝わってくる
お客さんは、
「誰がこの手書きPOPを書いたのか?」
というところに敏感に反応します。
というのも、
「誰がこの商品を薦めているのか?」
を感じることで、より説得力が増すからです。
今回取り上げさせてもらった羽田さんの手書きPOPなんかまさにそうでしょう。
じゃっかん殴り書きに近くても、
「これ、もしかすると羽田さんが書かれたの!?」
みたいな感情を見た人に与えるわけでしょう。
この何とも言えない字の感じが、ご本人っぽい。
だから、余計に感じさせるものがあるのです。
もしも、あなたがこれから手書きPOPを書かれるのなら、
「これは私が書いたPOPなんです」
「私のオススメ商品なんです」
ということが分かるメッセージ、ぜひ心掛けてみてくださいね。
今日は芥川賞作家、羽田圭介さん「メタモルフォシス」の手書きPOPを見て感じたことを書かせてもらいました。
これを機会に読んでみようかなって、ちょっと思っています。
(でも、そう思っているのも今日だけかも…(笑))