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サロンPOPセミナー 「店販の売上を拡大するためのPOP活用法」をオンラインで開催

サロンPOPセミナー を開催。サロン経営者さまを対象にした、POPセミナーを開催していました。

ネイルやまつげ、リラクゼーション、エステ、整体、カイロなど、サロンを経営される方々と約2時間。POP(ポップ)を活用して店販商品や施術メニューをご紹介し、お客さまにご利用していただくには、どうすればいいのか?どんなメッセージを伝えれば良いのか?その方法をご一緒に学びました。

セミナーを開催した元々のキッカケは、ある方とのご縁でした。

「塾生の方々には、POPを書いて商品やメニューを紹介されている方もいらっしゃって。あらためて成果を上げる、特に店販のご購入につなげるためのPOPのノウハウを学んでいただく機会をつくれたら…。何より私(塾の運営者さん)自身がPOPを学びたいので…(笑)」

とサロン経営者を対象にした塾を運営される方からお声をいただいたのが始まりです。

サロンPOPセミナー で活用したスライド資料。サロン経営者を対象にした、店販の売上を拡大するための売れるPOPセミナー
サロン経営者を対象にした、店販の売上を拡大するための売れるPOPセミナー

実は、サロンとPOPの相性はバツグン

過去にPOPセミナーを開催した際に、サロンや整体、美容院を経営される方々とご縁をいただく機会も多かったです。ある時期には、整体・整骨院を専門としたコンサルタントの方とタッグを組んで、定期的にセミナーを開催することもありました。

サロンや整体、美容院といえば、提供される施術メニューはもちろんのこと、物販(いわゆる店販ですね)をされるお店も多いと思います。

実は、この「店販」と「POP(ポップ)」の相性はバツグンです。というか、サロンや整体、美容院などを経営されていて、店販もあつかっていらっしゃれば、POPを使わない手はない。POPを活用することで、店販の拡大をされるサロンさんは非常に多いです。

ある美容院では、オーナーさんがPOPセミナーに参加。その後、お店に帰って、さっそくPOPを実践。すると、月に1本売れるか売れないかの3,240円の化粧水が、POP実践して最初の月から58本売れたそうです。

  • 商品:3,240円の化粧水
  • Before(POP実践前):1か月に1本売れるか売れないか
  • After(POP実践後):1か月目から58本売れた。数年後には、店販売上だけで月間200万円弱を売り上げるまでになられていました

この美容院さん以外にも、「POPセミナーを受講後、お店唯一の店販商品が爆発的に売れるようになった」整体院やサロンさんなど、成果を上げる方々は後を絶えません。

POPセミナー受講後に成果を上げる、サロンの共通パターン

サロンPOPセミナー で成果を上げる方とは

POPセミナーに参加されて、その後、成果を上げる方にはある共通点があります。成果を上げる方々が口を揃えておっしゃる言葉があります。

例えば、前述のPOPを実践後、初月から3千円の化粧水を58本ご購入いただけた美容院のオーナーさんはこんな風におっしゃっています。

(前略)なんと!月に1個売れるか売れないかの商品(¥3240)なのに、お客様からその話しをされる事がほとんどで、時にはお会計のときに「アレいただくわ」ってこともしばしば!(後略)

美容院やサロン、整体など、いわゆるサービス提供型のご商売の方が、POPセミナーに参加される。そして、成果を上げられたケースのほぼ9割近くの方が共通しておっしゃるのは、「お客さまのほうからお声がけいただけるようになった」というコメントです。

要は、お店側が特にセールスをしなくても、お客さまが商品に興味を持ち、その商品について何らかの質問やお声がけをされる。そして、そのご質問やお話に回答すると、ご購入いただける。こちらのパターンが圧倒的に多いのです。

サロンや美容院・整体などのサービス提供型のご商売で、POPセミナー受講後に成果を上げる共通パターン
  • POPで店販商品を紹介
  • POPを読んだお客さまから商品に関して質問やお声がけをいただく
  • 質問やお話に回答すると、ご購入いただける

POPがコミュニケーションを引き起こす

言い換えると、POPが会話のきっかけをつくる。お客さまとのコミュニケーションの引き金になっている。そして、その会話をつづけていくことで、お客さまにご購入いただける流れができ上っているのです。

  • お客さま⇔POP⇔サロン(お店)

POPセミナーに参加される方のなかには、「販売が苦手」とおっしゃる方も多いです。前述の美容院のオーナーさんがPOPセミナーを受講されたキッカケもまさにそう。

接客の中で商品の紹介をすると、押し売りと思われるのがイヤで。そうなると、商品を買っていただけないどころか、次お店に来店していただけなくなる怖さもある。だけど、売上をつくる上で、店販はやっぱり必要不可欠なので…

こんな風におっしゃっていたのを憶えています。実際、お店の従業員さんには、「商品は売らなくてイイ」と話をされていたそうです。

とはいえ、お店の売上を生み出すうえで、店販は大きな要素のひとつ。無視できない要素です。さらに、ある調べによると、店販は売上構築だけでなく、お客さまの来店リピート率にも影響を及ぼしている。

「店販購入者」と「店販を購入しない人」とでは、来店リピート率や来店頻度に違いが生まれているとのデータも出ているそうです。(下記はホットペッパービューティさんが独自に調べられたデータを自社サイトで紹介されています)

店販がリピート率を上げるカギ?“おうち美容”と”サロンケア”の相乗効果

サロンや美容室における、店販購入者と購入なしの方の利用回数の比較データ(ホットペッパービューティより引用)
※女性15~69歳・各美容サロン1年以内利用者
ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2024年上期」

美容室では、店販購入者の年間利用回数は6.0回。一方、購入なしの方は、4.0回と、利用回数において、1.5倍の差が出ている。

サロンや美容室における、店販購入者と購入なしの方の来店リピート率の比較データ(ホットペッパービューティより引用)
※女性15~69歳・各美容サロン1年以内利用者
ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2024年上期」

エステサロンにおいては、店販購入者の60.9%「基本的に1つのサロンを使い続けている」と回答。一方、購入なしの方は、41.5%。こちらでも、1.5倍の数字の差がデータとして表れている。※ホットペッパービューティさんのサイトより引用

店販購入率を高めるカギは、「お試し」利用

サロンや美容室など、サービス提供型のご商売では、「POP」と「お試し」を組み合わせることで、店販のご購入者が増えるというデータも、周囲の方々とお話をしながら感じています。

POPでご紹介する商品を、お客さまが何らかの形で「お試し」利用できるようにする。商品の品質を確認したうえで、POPを見る。さらに詳しく知るために質問をする。

これら3つの流れを踏むことで、お客さまの安心感が高まり、店販購入率が上がる。POPセミナーを参加された方々の成果報告をお聞きするなか、判明した事実でもあります。

サロンや美容室が「店販購入率を高める」3ステップ
  1. 商品のお試し⇒品質の確認
  2. POPを読む⇒こだわりや内容の確認
  3. 質問・コミュニケーション⇒詳細を確認

今回のPOPセミナーでは、本題が「店販の購入につなげるPOP」の活用でしたので、こちらの内容については、簡単に触れるだけで終わりました。しかし、「POP」と「お試し」の合わせ技は、非常にパワフルです。ご自身で実践できるようでしたら、ぜひお試ししてみてください。

まとめ

というわけで、今回は、サロン経営者の方々を対象にした、POPセミナーを開催いただきました。その中で、店販の売上拡大につなげるためには、どのようにPOPを活用すればいいのか?

  • 「売れるPOP」の正体とは?
  • 売上につながるPOPとつながりにくいPOPの違いとは
  • 実はいま書いているPOPは、売上につながりにくいPOPかも…
  • 心を動かすメッセージのつくり方
  • 売れるPOPをつくりだす鉄板フォーマット…ほか

ノウハウを共有しながら、ご一緒に学びました。セミナー終了後には、10分という短い時間にもかかわらず、3名の参加者さんからご質問もいただきました。

今回のご縁をつくってくださった、塾の運営者さま。ならびに、セミナーへ参加くださったサロン経営者さま。ご縁をいただき、本当にありがとうございます。何か一歩でも、みなさまの成果へ近づきます事を願っております。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。