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新生活。新しいメンバーと関係を築くには、これを提供すればいい

「自己紹介が好きなひとー?」
「自己紹介が苦手なひとー?」

先日、ある大学での講義で生徒たちに質問したんです。すると、自己紹介が好きに手を挙げたのは、クラス21人中2人。圧倒的多数、約9割の人が自己紹介が苦手と感じていました

では、あなたにも質問します。

自己紹介は好きですか?苦手ですか?

そもそも、自己紹介って何のためにするのか?目的って、何なのか?こちらも学生たちに質問してみました。

代表的な回答は、「人とつながるため」。組織やクラスメイト、チームメンバーに自分のことを知ってもらって、つながるため。これが、自己紹介の目的じゃないか、と。

  • 自己紹介の目的:人とつながるため(そのために自分を知ってもらう)

人とつながる上で「情報」がカギ

自分を知ってもらう。要は、自己紹介って、自分(あなた)の情報をまわりのメンバーに開示することですよね。出身地とか、趣味とか、過去の経験とか。

実は、この「情報」が、人と関係をつくる上でカギになると考えていて。

例えば、あなたが家族や友人と知らない土地へ旅行したとします。ホテルでくつろいでいたら、時間的に18時頃になった。「晩ご飯を食べに行こう」となった。

さて、晩ご飯を食べるお店、あなたはどうやって決めますか?

情報ゼロ。情報満載。どっちを選ぶ?

これも先日、学生たちに質問しました。すると、

  1. Googleで検索して、口コミとかメニューとかを調べる
  2. ホテルの近くのお店を実際に見に行く

ほぼ2つの回答に分かれました。

おそらく、あなたもこの2つのどちらか。もしくはミックスで晩ご飯のお店を決められるのではないでしょうか。さらに、もう一つ質問させてください(たぶんこれがラストです(笑))。

  1. 口コミ一切なし。メニューもお店の画像もなし。情報ゼロのお店
  2. 口コミ多数。メニュー一覧、店内の画像もあり、雰囲気もわかるお店

どっちのお店で晩ご飯を食べますか?

「情報」が「懸け橋」となる

情報があることで、安心できる。信頼できる。逆に情報がなければ、安心しにくい。信頼しにくい。そんな感じしませんか?

…っで、話を戻します。自己紹介とは、自分の情報をメンバーに提供すること。そして、その提供した情報がメンバーとつながる「懸け橋」になる。

「出身は大阪です」
「20代、30代の頃に転職を5回もしました」
「休みの日は、中学3年の娘のバレーボールの応援によく行きます」

これら情報をキッカケにして、相手に質問をする。

共通点があれば、それを起点にして会話を盛り上げる。情報が相手とコミュニケーションをとる入口になる。いわば、相手とつながる『懸け橋』の役割を果たしているのではないでしょうか。

まとめ

自己紹介とは、自分を知ってもらうこと。そして、相手とつながるのが目的。相手とつながる、関係性をつくる一つの基盤が、「情報」。

情報があることで、安心したり、信頼しやすくなる(その逆もあり)。

人とつながりたければ、まず情報を出していく。情報が相手との懸け橋となり、関係性をきずくキッカケとなる。そんな風に感じます。

※追伸:今回の話を一緒に学んだのは、高知県立林業大学校の生徒たちです。テーマは、「人間関係を構築するためのコミュニケーション術」でした。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

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臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。