新刊書籍
『選ばれるお店』
その中で、ある美容院さんの成果事例を
詳しくご紹介しています。
1年間に5~6本しか売れてなかった
3千円の化粧水がPOPを書いたら
1か月目から58本売れた、
という話。
年間で5~6本の販売数だったのが
ひと月で、58本です。
強烈過ぎるインパクトです。
ちなみに、こちらのお店のオーナーさん、
POPを学ぶ前は、セールスを
ほぼされていませんでした。
「商品はお勧めしなくていい」
スタッフさんにも
指示を出されていました。
ヘタに商品をお勧めして
お客さまが嫌な気持ちになる。
次回以降、お客さまが
来店しなくなる方がよっぽど怖い。
だから、物販の売上は
ある意味、切り捨てられていました。
しかし、そうは言っても
お店の業績を考えていく中…
『顧客単価』を上げる
この視点抜きに語れません。
よく言われる、
【売上=客数×客単価×来店頻度】
この公式の客単価の部分ですよね。
そこで色々調べる中
目に留まったのが
臼井のスマイルだったそうです。
“手書きPOP”とネットで検索すると
臼井の笑顔の写真がヒットしたそうです(笑)
(※セミナーでおっしゃっていました)
オーナーさんの快進撃が始まります。
美容院の商品は、化粧水だけではありません。
カラーやトリートメントなど
お客さまに試してもらいたい
施術もいっぱいありますよね。
ここ、勘違いしている方が多いのですが、
POPは何も物販だけのツール
ではありません。
POPの神髄は、価値を伝えて
お客さまの心を動かし
行動してもらうこと、です。
提供するサービスもそうだし
お店のこだわりや考え方を知ってもらう
メッセージにも使えます。
要は、売るのはモノだけじゃなく
サービスもそう。
もっといえば、
集客のメッセージづくりにも使える
ということです。
ちなみに、今回の美容院のオーナーさん、
1年前の時点で物販だけで、
(シャンプーなどの販売)
月に170万円売っていると
おっしゃっていました。
現在は、同業店舗さんへ
コンサルをされるビジネスも
されているそうです。
「…一つの商品の売上が伸びても
業績への影響は少ないのでは?」
確かにそう思いますよね。
ただ、個人的には
結局は、売上は積み重ね。
地道にコツコツ積み重ねることが
業績改善の種となり
特別な結果を手に出来る。
POPもその1つのコツコツだと
今回の美容院さんが示してくれています。