お金では買えない喜びって、ありますよね。
例えば、
「1億円払うので
お子さんを譲ってくれませんか?」
って、言われたら…?(不謹慎な質問ですみません)
当然ですが、答えは、「NO!」だと思います。3億円だろうが、10億円もらおうが、子供はお金には変えられない絶対的な価値。喜びですよね。
あと個人的にいえば…
「確実に売上は伸びています」
「仕事が楽しくなりました」
これらの言葉も自分にとっては、お金では買えない価値のあるものです。ご縁をいただく会員さんが結果を掴まれる。今の業務にやりがいを見出される。一緒に喜び合う。
「臼井さん、おかげさまで…」
なーんて言ってもらえると、もう1日happyです。
「ウルサイ」
娘に言われるくらい、上機嫌になると思います(笑)
充足感って、人それぞれ違うと思うし、比べるものじゃありません。
お客さまに『感謝される』のがサイコーという人もいれば、売上をバチーンと上げれば、
「夜、祝杯だ」
っていう人もいます。ある意味、
充足感のタネを発見する
ここが幸せの入口だと思います。
ちなみに冒頭の
「確実に売上は伸びています」
以前、ある会員さんから言っていただいた言葉です。現在は業界的に厳しい
飲食店を都内でされるオーナーさんで、ご一緒に地元集客に取り組みました。
毎月、会員さんと電話でやりとりをしながら、会員さんが気づかれていない
魅力や価値、チャンスロスを探っていました。
その中の1つに、日々、お仕事や人付き合いで会員さんが意識される、ある言葉が見つかりました。お話を聞いてすごい納得したし、共感もしたので、
「それ、お客さまに伝えられてます?」
「伝えられたら、どうですか?」
集客の1つだったチラシで伝えることにしました。
すると、ある変化が、、
「”どういう方がお店をやっているのか?”興味が湧いて、来店した」
というお客さまが現れ始めたのです。会員さんの言葉をお借りすると、
「以前は、どんな料理を提供すればいいんだろう?」
思考の比重を占めていた。しかし、ご自身(オーナーさん)に
興味を持ったお客さまが増えるにしたがい、
「どんな料理を提供するか?は勿論だけれど、もっと大切なのは、”料理を提供する人間が、どんな想いで(それを)出しているのか?”」
「本当の意味での看板メニューは、そのお店の人間じゃないか?」
新たな考え方を持たれるようになりました。
ご商売や仕事のスタイルって人それぞれです。今の話をあなたにも押し付ける気持ちはありません。ただ個人的に、30歳の頃働いていた大阪の産直店時代に、人を感じてもらう威力を思いっきり実感しました。
人を伝える威力
他の人より何倍も高い農作物を買ってもらうために、
「商品の美味しさや品質を伝えるのではなく、
”なぜその生産者さんは、農業をされているのか?”
”どんな想いで野菜を作られているのか?”」
と言ったことを伝えたら、たとえ価格が2倍くらいしていようが、飛ぶように野菜が売れ出しました。もっと言うと商品(農産物)をつくる生産者さんにファンが付き始めました。
こんな話をすると、
「それは農作物だからでしょ」
「うちみたいな製品やサービスには当てはまらないよ」
と思われるかもしれません。
でも私はそうは思いません。商品を提供する。サービスをつくりだす。という意味では提供者(販売者)である、
あなたは作り手です
生産者さんと同じ立場です。
『なぜその商品をお勧めするのか?』
『どんな想いでお仕事をされているのか?」
伝えることによって、あなたの商品を手にしたいお客さまが現れる。そう信じています。
実際、ご紹介した飲食店のオーナーさんのように、2年以上同じチラシで集客を自動化するバイク販売店さん。
長野県の人口4500人の町で、コロナであっても前年超えを連月達成される洋品店さん…など会員さんの周囲でバンバン起きています。
お金で買えない価値があるように、商品の品質だけでは選べないお客さまにとっての価値基準がある。個人的にそう感じています。
冒頭でご紹介した飲食店さんとのインタビューです
売上は確実に上がっています