イベントでつかう手書きPOPの書き方のコツ

『手書きPOP7つの極意』ご購読者の方からメッセージを頂きました。

単発イベントでのPOPの作り方のコツがあれば、知りたいです。

イベントでつかうPOPについてですね。

僕が開催する手書きPOPのセミナーにも、同じような方が時折参加して下さいます。

地域のイベントなどに出店されることがあって、そこでの売上げを伸ばしたい。
お客さまに足を止めてもらいたい。
そのためには、どんな手書きPOPを書いたらいいんだろう?
というお悩みを持たれていて、セミナーを受講して下さいます。

『手書きPOP』=『接客』と同じ

これ、僕がよくセミナーやサポートに伺った現場でよくお伝えする話なのですが、
手書きPOPに書く内容っていうのは、基本、接客と同じです。

普段、あなたがお客さまとお話しされている事をPOPに書く。
話されている内容を、文字にする。
こんなイメージです。

POPにして文字を書く。
メッセージにして伝える、っていうと構えてしまって動けなくなる方が多いんですが、実はそうじゃないんです。

普段あなたがお客さまとやり取りしている話にヒントが隠れています。

ヒントが隠れた『宝』の山…

お客さまが考えている事。
悩みとか望んでいる事が分かって、それを伝えてあげる事ができれば、良いですよね。
恐らくお客さまは、あなたの話に興味を持ってくれますよね。

だって、悩んでいたり、望んでいる話なので、お客さまも無視出来ない。
非常に興味のある話題になってくるはずです。

うまく話が盛り上がれば、あなたの商品を買ってくれる事になるかもしれない。
あなたがお勧めするサービスを受けてくれるかもしれません。

ただ一方で、普通、お客さまがどんな事を考えているのか?
って、僕たち売り手には分かりませんよね。

いわゆる売れるセールスマンっていうのは、この辺りのお客さまの心理を熟知していて、ズバッと伝えるだろうけど…
僕のような凡人には、中々出来ません。
お客さまが望んでいることや悩んでいること。
これが分かって伝える事ができれば、1番効果的なのですが、なかなか出来ません。
お客さまの考えていることって、想像がつきません。

そんなときに1つのヒントとなるのが、先ほどからお伝えしている『接客』なんですね。
僕のような凡人にとって、拠り所となるのが接客なのです。

お客さまとのやり取り、接客というのは、宝の山です。
たくさんのヒントが隠れています。

お客さまの頭の中をのぞき込む

例えば、分かりやすい例を出してみます。

今、もしかするとあなたも興味を持たれている手書きPOP。
あなたが手書きPOPを使って、売上げを上げたいと思われているとしますよね。
その時に、

「あなたがどんな事を考えられているのか?」

それを伝えてあげることができれば、興味を持ってもらえるかもしれませんよね。

「あぁ、この人、よく分かってるな。
私の悩みをちゃんと分かってくれている」

みたいになって、もっと僕の話を聴きたくなるかもしれません。

じゃあ、手書きPOPを使って売上げを上げたいと思っている方がどんな悩みを持っているのか?

例えば…
手書きPOPで成果を上げるには、

  • 字がうまくないと駄目
  • かわいいイラストが書けないと駄目

そんな風に思っているんじゃないかな?
って、僕だったら想像するわけです。

お客さまの頭の中をのぞき込むような感じで、何を考えられているのか?
を想像するわけです。

これが分かったら、次は…

お客さまに伝えます。
お客さまが頭の中で考えているであろう事を、先回りして伝えてあげるのです。

例えば、

手書きPOPで商品を売ろうと思ったら、字が上手くないとダメ…
そんな風に思っていませんか?

と、まず最初に伝えてあげるんです。
突破口を開けるのです。

「手書きPOPで商品を売ろうと思ったら、字が上手くないとダメ」

っていうのは、お客さまが頭の中で考えているであろう悩みです。
もしこれが本当にお客さまがそう思っているのであれば、それを伝えることで興味をもってもらえる可能性は広がります。

お客さまにしたら、

「えっ、字が上手くないとダメと思っているけど、そうじゃないの?
字が下手でも手書きPOPで商品を売ることができるの?」

って、思われるかもしれません。
ちょっとお客さまの心の中に動揺が出てくるはずです。
こうなれば、この後僕が話すメッセージに少しは興味を持ってもらえるのではないでしょうか?

先細りして伝える

要は、ここでのポイントは、
お客さまが思って(悩んで)いるであろう話を、こっちから先に振ってあげる。
そうすることで、お客さまは興味を持ってくれるよ、っていう話です。

お客さまが頭の中で抱いている内容をPOPに書いてあげる。
例えば、POPのキャッチコピーに書く事で、お客さまの注意を引きやすくなるのです。

お客さまは何かしら、普段から悩んでいる事がある。
頭の中で考えている事がある。
その内容をお客さまの目に見えるように書いてあげる。
キャッチコピーとかにして、目立つようにして伝えてあげる。

そして、お客さまの注意を引くのです。

さらに、そのお客さまが頭の中でどんなことを考えているのか?
を想像するときにヒントとなるのが、普段あなたがされている

『接客』

です。

接客しているときに、

  • お客さまからよくされる質問
  • お客さまに話したら、もの凄い驚かれた話
  • 妙に盛り上がった話…etc

こういった点を足がかりにして、お客さまの脳みその中をのぞき込むのです。

イベントで使う手書きPOPの作り方のコツ

僕も産直店時代によく出店していたので分かるのですが、イベントでまず必須なのはお客さまの足を止める事です。
あなたの出店ブースの前で立ち止まってもらう事。
そのためにやれること。

手書きPOPを活用するのであれば、お客さまが

  • あなたの商品に対して抱いている悩み
  • 先入観、思い込み…

を先回りしてPOPに書いてみる。
そして、お客さまの注意を引くイメージです。

さらに、そのお客さまの先入観や思い込みを知ろうと思ったら、先ほど言った

  • お客さまからよくされる質問
  • お客さまに話したら、もの凄い驚かれた話
  • 妙に盛り上がった話…etc

といった普段、あなたが普段されている接客からヒントを得るということです。

何かしらのヒントになると嬉しいです。

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。