ちょっといつもと違う、
真面目なタイトルからのスタートですが、、、
僕が尊敬する方の1人に、星野佳路さんがいます。
そう、言わずと知れた、星野リゾート社長ですよね。
もともと僕がホテル好きということもあって、
(「趣味:ホテル探し」と一時、名刺に書いていたほど(笑))。
そこから星野さんを知り。
テレビでお話をされているの聞く機会が増え、、。
その話の内容が非常に分かりやすくて、関連著書などもよく読んでいます。
…そんな中、星野社長がおっしゃっていたことで、すごく印象に残っている話があるんです。
再生のカギは、現場の●●
星野さんが、ホテルの再生を請け負う際に重要視されていることの1つに、
地域の資源を活用する
というのがあるのですね。
地元にある観光であったり、産物、
そして人、、、といったハードやソフトの部分。
そういった要素抜きにして、ホテルは輝かない、
という持論をお持ちなんです。
…っで、星野さんがその地域資源を活用する際に、カギとしているのが、
「現場で働くスタッフさん」。
ここなんですね。
星野リゾートの「軸」
現場のスタッフがスキルを上げる、
というのも大事だけど、どちらかというと、星野さんが注力されるのは、
「スタッフが、本来持っている力を余すことなく発揮できる」
その環境づくりに専心する、
ここなのですね。
僕ね、その話を聞いて、心がストンと腑に落ちたというか。
「あぁ、それすばらしい」
って、僕がいうのもヘンなのですが(笑)
それくらい、ビビッと来た話でした。
そして同時に、これって、何も大きなリゾートホテルだから、、、
という話でもなくて、我々のような小規模事業者にもばっちり当てはまる話です。
100%チカラを発揮しているか?
いろんな会員さんのお店へ伺ったり、セミナーで社員研修をしたり、
あとは、僕自身のサラリーマン時代の経験から言えることですが、
現場のスタッフって、どこかで遠慮している。
そんな節があります。
自分では、「右」と思っているようなことでも、会社的には「左」ならばそれに従う。
…例えば、売場での接客1つをとっても、
「こう対応したい」
自分としてのお客さまへの対応策が浮かんでも、上司に了解を得なくちゃいけない?
そんな心配が浮かぶ。
結果、思っていることの半分も行動できていない、
そんなスタッフさんが多かったりします。
星野リゾート「人材育成」に学ぶ
「目の前のお客さまに喜んでもらいたい」。
「お客さまが喜ぶ姿を見たら、自分も嬉しくなる」。
あなたのお店で働くスタッフさんも、ほぼ皆さん、こう感じていると思うんです。
1人の人間として、お客さまに悦んでもらいたい。
みんな、そう考えているはず。
…実は、ここがカギなんじゃないでしょうか?
1人の人間として、考えて、行動する。
そして、自分で気づく。
これを仕組みとして、従業員さんが実践できれば、
お客さまが悦ばれるのは勿論、
従業員さんも心から仕事に没頭できる、
そんな空間に、お店はなるのではないでしょうか?
そして、この環境をつくるのは、 リーダー、あなたの努めになってくるのでは?