「…かっこいいな」
そう思う方のお一人に、 小児外科のお医者さんがいます。
山髙篤行さんという方です。
以前、あるTV番組で知ったのが、キッカケで。
うちの娘もファンになっています。
…でね、この方がかっこいいんですよ。
あなたが抱くイメージは?
通常、お医者さんに抱くイメージといえば、、、
たとえば、僕の場合だったら。
堂々としてて、自信があって。
弱さを見せない。
「分からない。できない」 とは絶対言わない。
そんなイメージです。
…でね、この山髙先生は、少し違ってて。
「手術は怖いです」
はっきりとおっしゃるんですよ、TVカメラの前で。
そういう人はダメ
ある雑誌での対談でも、山髙先生はこんな事をおっしゃっています。
一番大事なことは、怖がることじゃないかと思います。
怖がらない奴っているんですよ。
そういう人はダメだと思う。怖いから一所懸命勉強するじゃないですか。
そうすれば神様が味方してくるっていうか、
手術もすすすーっと、終わっちゃったりする。
僕ね、これを聞いて。
あぁ、ここまでの人でも手術が怖いんだ。
ここまでの人でも、そこまで入念に準備をされているんだ。
努力をされているんだ。
なんか、妙に心に残ったんですね。
1つの突破口
人の二面性というのか、意外な部分。
…ギャップを感じると、その与えるインパクトって、大きい。
よく云われますよね。
普段、愛想悪そうな人が、何かの拍子にニコッと微笑んでくれる。
すると、妙に心に響いたり、、、。
仕事中はムスッとしている上司が、プライベートは家族と仲良くしている。
そんな姿を見ると、妙に親近感を抱いたり。。
別に、意図的にギャップをつくっていこう、
とかそういう話じゃないんだけど。
「自分のことを知ってもらう」
僕たちのような仕事のなかでも、 大事なんじゃないの?
って考えています。
- 「あぁ、この人って、こういう人なんだ」
- 「案外話してみると、●●な人だ」
- 「今度もまた何かあったら、相談してみよう」
何かをキッカケに、お客さまとの間にある壁が取り払われる。
普段とは印象を感じてもらえる。
一歩進んだ、これまで以上の関係が築ける。
その1つの突破口として、
「自分を伝える」
僕は大いにあると、感じています。
…冒頭の山髙先生は、世界でも一目を置かれる名医です。
そんな方が、
「手術をする前は、怖い」
そう言われると、、、
こんな人でも、そんな風に感じてるんだ。
こんな人でも、そこまでやってるんだ。
って、特別な感情を抱かざるを得ないです。
あなたが最近感じたギャップは何がありますか?
どんな方に対してですか?
その時、どんな気持ちになりましたか?