あなたの「オススメ」、きちんとお客さまに伝えられていますか?
「今、チカラを入れて売りたい商品はどれなのか?」
お客さまに届いていますか?
あなたの意志をお客さまへ伝える。
実はこれ、手書きPOPで成果を上げる上でも欠かせないポイントの1つです。
ちょっと事例を出しながら、お伝えしていきますね。
飲食店の手書きPOPメニュー
まずは、こちらの手書きPOPを見てもらえますでしょうか。
僕のセミナー参加者さんが書かれたPOP、
…じゃなくて、うちの6才の娘が書いた手書きPOPです(´-`)
メニュー
サンドイッチ100
フライドポテト120
パン200
ハンバーガ350
くろわっさん150
めろんぱん200
「いきなり、なに見せてんねん!?」
って、怒らないでくださいね。
この6才の子どもが書いた手書きのメニューPOP。
ここから僕たちが学べる点があるんです。
…このPOPが書かれた背景を少しだけお伝えすると。
うちの娘、いまお店屋さんごっこにハマっていて。
- 娘:店主
- 僕:お客さん
この役割でお店をよく開いています。
でね、このときは自分でメニューを用意。
「ハイ、何にしますか?」
って、お客の僕に注文を聞いてきました。
僕はひと通りメニューを見て、店主さんにこう訊き返しました。
「お店のオススメって、どれなんですか?」
お客さまは買うモノが分かっていない
購入した商品の70%~84%が、お店で買うことを決めたもの。
ある(高品質)スーパーで実施した調査データです。
お客さまは買う商品の大半をお店で決めている。
そう解釈できる調査結果です。
僕もこれと同じような質問をセミナーの場でするんです。
スーパーへ買い物へ行ったとき、買うものの中で、
- 事前(来店前)に買うことを決めていた商品
- 来店後に買うことを決めた商品
どっちが多いですか?と。
すると、7~8割の方が後者の来店後に買うモノを決めた、、、
という方に手を挙げられます。
(特に女性が多いです)
ここから視えてくることは何か?というと。
- お客さまは何を買ったらいいのか分からない
- お店での情報を頼りに買うモノを決めている
そういう方が多い、ということじゃないでしょうか?
お客さまにとっても有難いこと
だったらですよ、冒頭の話。
6才の子が書いた手書きPOPに戻りますが。
「あなた(お店)は何をオススメしているのか?」
ここをきちんとお客さまに伝えておいたほうがいい。
ということでもないですか?
だって、お客さまは何を買えばいいのか分からなくて迷っているんだから。
「何を買えばいいのか」
あなたがオススメしてあげることは、お客さまの手助けになる。
助かること。
有難いこと。
そう、とれませんか?
「今、お店でのオススメは何なのか?」
手書きPOPでも、お客さまに分かるように表現してあげましょう。
お客さまが手書きPOPを見たときに、
「どれがオススメなのか?」
一目で(聞かなくても)分かるように、伝えてあげましょう。
…最後にもう一度、先ほどの手書きPOPを見てみてください。
上から2行目の「サンドイッチ 100」と書かれたところ。
よーく見ると、「おすすめ」って、書かれているでしょ?
お客さんに言われて、店主さんが書き足しました(笑)