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「販促物はモノを売ってなんぼ」と捉えている方へ、もう1つの視点。

 

昨日、ある果実生産者のところへ販促サポートにうかがっていました。

その生産者Tさんが、おっしゃっていた1つにこんなことが。

いつもに比べて、お客さんからの電話が多かったです

 

いつもは、FAXで注文されるお客さまが今年に限っては、電話をしてくださった。

そんな方が多かったとおっしゃっていたんです。

 

販促物ってね、モノを売ることだけが目的じゃない。

お客さまとのつながりを高めてこそ、意味がある。

あらためて思いました。

 

facebookjに載せると、「リスペクト~」というコメントをいただけた写真~20代、空から羽ばたいたとき

「リスペクトします」というコメントをfacebookでいただけた写真~20代、空から羽ばたいたとき

ぼく自身、勉強になったこと

冒頭でお話ししたTさんは、果実(くだもの)生産者さんです。

つくられた柑橘を直接お客さまに販売されています。

ネットではなく、直接お客さまとつながる(DMや電話など)アナログ通販の方式をとられています。

 

「今回どんなことを一緒にさせてもらったか?」

という販促の話はTさんのご商売の仕組みにもつながるのでお伝えできないんだけど、僕自身一緒に取り組んでいろいろと学ばせてもらったこと。

お伝えします。

 

っで、その1つがね、お客さまとの「つながり」です。

Tさんのお仕事のなかで1つの特徴が、とにかくお客さまとの関係性がハンパないんです。

とにかく仲が良い。

っていうのが、僕の印象です。

 

例えばね、果物のシーズンになる。

お客さまへDMなどをつかって、シーズンの到来をお伝えされる。

すると、ご注文がくるわけなんですが。

電話がジャンジャンなり始めるわけです。

 

でね、その電話でお話しされることが、また1つの特徴で。

商品である果物の話もするんだけど、どっちかというと日常話のほうが多い

(Tさん談)

そうです。

 

年配のお客さま(僕の世代からいうとおばあちゃんくらいの)が多いっていうのもあるんだけど、とにかく電話でお話をたくさんされるそうです。

長いかたになると、おひとりで20分くらいとか。

ご注文の電話でですよ(笑)

とにかくお客さまとの関係がスゴイ

あと、ご当地の特産品みたいなのを贈ってくださるお客さまもいらっしゃるそうで。

あんた、●●って食べたことある?

えっ、食べたことないの?

じゃあ、今度おくってあげるわ

みたいな感じでしょうかね(Tさんの話を聞いた感じ)。

お客さまが住まれている土地の産物を、Tさんへ贈ってくださるそうです。

 

これって、チョットすごくないですか?

 

だって、柑橘の果物を注文しようとご連絡くださった「お客さま」が、「(商品を販売した)Tさん」に贈りモノくださるんですよ。

ものすごい関係性です。

僕が産直店で働いていたときにも、同じような体験をしてたのですが、もうこれって「売り手」、「買い手」の関係性を超越。

もう、たぶん私のことを孫みたいに思ってくださっているのかもしれません(笑)

そう、Tさんもおっしゃっていたけど、ファンというレベルを超えてご家族のような存在になっているのだと思う。

 

高知 文旦

っで、ボクもいただいた高知県の特産「文旦」~娘も大好き

モノを売るだけじゃなくって、キッカケをつくる

ただでさえ、お客さまとの「絆」を育まれていたTさんが今回、あらたな販促に取り組まれた。

その結果の1つが、冒頭のことば(「例年より直接のお電話が多かった」)につながっています。

 

もちろん、モノが売れる。

売上が上がる、っていうのが僕たちモノを売る側の人間にはゴールにあるわけだけど。

そういうのは、ある意味あとからついてくるという見方もあって。

  • 直接話もしたいから、FAXじゃなく電話の注文が増える
  • 家族ネタや日常話も共有できる

そんな間柄をつくっていけると、「売る」という1つの目的にもつながっていける。

僕はそう信じています。

 

これからの販促物は、ただモノを売るのを目的にするんじゃない。

  • お客さまとのやりとり
  • コミュニケーションのキッカケ

を創るという視点もふまえる。

そして、つくっていく。

ポイントだよな、って深く実感します。

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臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。