「人柄を感じさせるメッセージで伝える」
販促物をつくる上で、すごく大切なことの1つです。
セミナーやサポート先でもよくお伝えしています。
・・・ただ一方で、人柄を感じさせるメッセージの大事さはなんとなく分かる。
だけどいざ、そのメッセージをつくるとなると、、、
「どうやって??」
「どんなのが人柄を感じさせる文章なの?」
ってなってしまうケースって、けっこう多いです。
そこで今日は、手書きPOPであっても、チラシであっても、ニュースレターでもあっても、、、
必要になってくる、人柄を感じさせるメッセージのつくり方について考えてみます。
はじめはピンとこなかったけど、次第に、、、
昨日、ある企業さんのサポートに伺っていました。
今回で2回目なんだけど、ニュースレターを製作していくことになっています。
その内容添削をしていたんですね。
っで、一緒にニュースレターをつくりながら、サポート先の方に僕がお伝えした言葉。
それが、
「●●さんの人柄を感じてもらう。これがすごく重要ですよ。」
だったんですね。
・・・サポート先のNさんと一緒にニュースレターの内容を考えていた。
紙面をいくつかのコーナーに分けて、それぞれのメッセージを考えていた。
最初はNさんもピンと来られていなかったんです。
だけど次第に話をしていくに従い、やりとりが活発になっていきました。
(以下、Nさんとの会話の一部)
僕:
「今、Nさんがハマられていることでも何でもいいんですよ。
例えば、この間、こんなドジしてしまいました、とか。
何でもイインデス、仕事以外のことで、、、、」
Nさん:
「そういえば、この間、娘がソフトボールの全国大会に出場したんです。
その話をお客さんに話したら、ご自身の家族も同じことあったとか、すごく話が盛り上がったんです。
・・・そんなこととかでもイイんですか?」
僕:
「おぉ、イイじゃないですか!
それですよ、それ、お客さんとも盛り上がったんでしょう。
それはイイ。それ書きましょうよ。」
って。
普段のあなたとは違う一面を感じてもらう
通常、お客さんは、「仕事をしているあなた」のことしか知りません。
「普段(プライベート)のあなた」は、知りません。
そこで、
- 店内で接客をするあなた
- レジ打ちをするあなた
- お客さんを送迎するあなた
以外の別のあなたを感じてもらう。
仕事をしているときのあなたとは、違う「あなた」。
(あなた、あなたという言葉ばかり使って、ややこしくなりますが(笑))
普段見れない「あなた」をみたり、感じれたりすると、お客さんにとってはものすごく新鮮です。
もしかしたら、親しみを感じるかもしれない。
普段はものすごくしっかりした姿に見える「あなた」が、実は意外とドジな方だった。
普通の感覚を持っている方だった。
そう感じることで、距離感を近く感じる。
そして、親しみを感じる。
そのギャップに共感したり、意外と普通のあなたに共感するんですね。
「人柄を感じさせるメッセージ」
というのは、「仕事をしている時のあなた」とは別の部分を伝えるメッセージです。
普段の飾らないあなた。
素のあなた。
はじめは少し恥ずかしいかもしれないけれど、そこをお客さんに伝えてみる。
うまく感じてもらえると、新たな関係性が芽生えますよ。