コミュニケーションがすべて。
そんな話をよくします。
コミュニケーションが上手い方の周りには
自然と人が集まっている。
コミュニケーションが上手いお店には
お客さまが集まっている。
なぜ、人が集まるのか?
「サービス、そんなに良くないのに…」
なぜか人が集まっている。
そんなお店や人に限って
コミュニケーションが何か他と違う。
そう感じています。
あるカフェでのことです。
少し離れた席から、こんな会話が聞こえてきたんです。
年配女性客と男性店員さんの会話です。
- お客:「これ、ちょうだい」
- 店員:「いやー、モーニングの時間帯は終わっているんです」
そのお店は11時までがモーニングの時間帯で
会話が聞えてきたのが、11時20分すぎ。
その女性客は別の商品を注文。
それから数分後、、
女性客が頼んだ別メニューが到着。
- お客:「わー、けっこう大きいね」
- 店員:「そうなんです…」
その後も他愛もないやりとりが
心地よく聞こえてきました。
個人的に考えるコミュニケーションが上手い人の
特徴は、
- 相手が求めていることを理解し
- 自分なりに考えた対応ができる
この点が大きいと考えています。
好みやTPOにもよりますが
いくらマナーが優れていても
心が通ってない応対には違和感を感じます。
逆に、多少言葉足らずでも一所懸命さ
その人『らしさ』を感じる応対は心地いいものです。
コミュニケーションの本質
そういう意味でも、
「いかに自分らしさを出せるか?」
特に日本人は周囲に合わせる
文化があるので、より一層肝な気がします。
POPも同じで、
通り一遍のメッセージより
その人の存在感を感じる言葉が心に響きます。
販売や接客が苦手な方は
自己開示、らしさを出すのはハードルを感じます。
だからまず、POPで相手が喜ぶ伝え方を学ぶ。
紙で伝えて、相手の反応を見る。
コミュニケーションの喜びを知る。
POPこそコミュニケーションを学ぶ、
最適な媒体だと感じています。