臼井です。集客って、シンプルです。
「集客って言うと難しい…」
「どうすれば良いか分からない…」
っていう方、多いと思うんです。自分もうまくいってない時は、たいてい頭がゴチャゴチャして考えてしまっています。
世の中には、次から次へと新しいノウハウや情報が出るので、
「こっちがいいのかな」
「こっちが向いてるのかな」
試したくなりますよね。でも…
集客ってシンプルです
最近セミナーでも、ずっとお伝えしているのですが、集客は『3つ』のステップに体系化できます。
3つの質問を順番に、自社(自分)に当てはめれば、実践アイデアが出てきます。勿論、考えるのに頭に汗をかかないといけません。
でも、そんなにハードルの高い作業じゃないし、実際、周囲の会員さんもこのやり方で取り組み、結果を出されています。
例えば、地方で写真店を営まれる50代の会員さん。お父様から大切なお店を引き継がれました。
ご想像するとお分かりのように、写真業界は逆境です。
押し寄せるオンライン化の波
つい先日も、娘が学校から写真を何枚か持ち帰ってきました。
イベントでどこかへ行った時の写真でした。学校にお金を払って頼んだのですが、その写真を3〜4日間、机の上に放置でした。
単純にわが家がズボラというのもあるのですが、写真を現像して、アルバムに閉じる。この習慣がほぼ無くなってしまいました。
あと現像する場合も、ネットサービスを使う方が増えていると思います。この辺りは印刷業界と同じだと思いますが、写真店さんにお願いするより、格安で現像ができるので。
そんな逆境のなか、会員さんは年間売上構成費の高い年賀状プリントサービスの売上を前年比147%。店舗全体売上も117%達成。
一緒にめちゃくちゃ喜ばせてもらいました。
前年比147%達成した『3ステップ』
この会員さんと取り組んだこと…
それが冒頭でお話しした、集客の3ステップです。
すごく簡単にいえば、
- 腹ペコ客は誰なのか?
- その人は、どこにいるのか?
(どこに行けば会えるのか?) - どうやってアプローチすればいいのか?
この3つを順に考え、実践していきました。
ちなみに『腹ペコ客』という言葉が初めて出ましたが、
腹ペコ客とは…
”あなたの商品をお金を払ってでも欲しいと思っている方”、です。
あなたの『腹ペコ客』は誰か?
まずステップ1:『腹ペコ客は誰なのか?』
会員さんに当てはめて考えました。そこで色々と過去の傾向などを調べたり、考えた結果出てきたのが、幼稚園や保育園、小学校に通うお子様のいるファミリー層でした。(詳しい話は長くなるので割愛します)
つづいて、ステップ2:『その人たちと会える場所は?」
考えるとすごく簡単でした。腹ペコ客と想定した、ファミリー層の親御さんは、お子さんの送り迎えをしていますよね。だから、時間を見計らって幼稚園や保育園に行けば、お会いできる。目から鱗でした。
最後、ステップ3:『どうやって腹ペコ客にアプローチするか?』
「…ウェブサイトをつくる?」
「…Facebookやインスタに投稿して見てもらう?」
色々とアイデアがあるかもしれません。
しかし、はっきり言って、それらは遠回りです。
お客さまとダイレクトにつながる方法は?
もっとダイレクトに、腹ペコ客に直にアプローチできる方法がありました。
あえて答えは言いませんので、思考のトレーニングもこめて考えてみてください。
これらを順に考え、出てきたアイデアを実践された結果、
業界的に逆境のなか、受注数前年比147%、店鋪売上117%を達成されました
ちなみに、社長さんに当時の話をインタビューさせていただきました。
人生初のチラシで年賀状受注150%達成
1〜2分の短い動画ですが、当時を振り返ってくださっています。
集客をシンプルに考える
まずは、集客を難しく考えすぎない。
体系化して考えること。
集客を体系化(ステップ化)できれば、再現性が高まります。
毎回、毎回新しいアイデアや方法を考えるのはしんどく、結果にムラが出やすいですが、
【体系化=仕組み化】
なので、体系化できれば、継続しやすく結果もほぼ安定してきます。
集客でいえば、
1:腹ペコ客は誰なのか?
2:その人は、どこにいるのか?
(どこに行けば会えるのか?)
3:どうやってアプローチすればいいのか?
この3つを抑えれば十分です。