先日、書籍『選ばれるお店』の
読者の方からこのような
ご感想をいただきました。
ビジネス書なのか?How to 本なのか?
(前略)
本編はPOPの効果や作成方法を
図を交え、素人にも分かりやすく
順序立てて説明されている。
しかし、私が引き込まれたのは
そこではないのだ。
この本はビジネス書なのか?
How to 本なのか?
いやいや、私の中での位置づけは
心理学書である。
POPを通してお客さまの想像の
手助けをすることで、
押し売りにならず商品の良さを伝え
手にとる本人には、
『自分で選んだ』
という満足感を与えられる。
POPを作成したスタッフは
商品が売れることで承認欲求が満たされ
モチベーションが上がる。
…(後略)
POPを通じて学べること
個人的な話なのですが、
「POPの書き方を学んで欲しい」
そう思ってPOPのセミナーや
講座を開催している感覚ではありません。
POPを通じて、
「どんな話をすれば
お客さまは興味を持ってくれるのか?」
「どんな話をすれば
お客さまは喜んでくれるのか?」
コミュニケーション的な要素を
掴んでもらえたら、、
そんな気持ちでセミナーを
開催しています。
忘れられない言葉
「POPは共感者を集める
ツールなんだと思いました」
以前、セミナー参加者さんから
ご感想をいただいた、忘れられない言葉です。
「自分の気持ちや思いを
いかに伝えるか?」
ご商売や商品に対する
あなたの思いをお客さまに伝え
共感してくれる人を見つける。
そのツールが、
POPであり、
チラシであり、
ウェブサイトやSNS、
なのだと思っています。
販売法もさまざまありますが、
自分の思いを伝え
共感してくれる方に購入
もしくは利用してもらう。
価値観の近い人に
集まってもらえれば
余計なストレスも感じませんし
気持ちのいいご商売や
お仕事が実現すると思っています。
ある意味、POPを学ぶことで
「自分を認めてもらえた」
「自分の存在価値を感じる」
承認欲求も満たされます。
成果を上げられているお店の
スタッフさんが生き生きと
活躍されている、
その理由が分かった気がします。