「メッセージよりも、書き手の存在を感じてもらうこと」
ココが、相手に響く手書きPOPを書く最大の秘訣。
僕がいつもお伝えしているポイントです。
目を引く言葉やキャッチコピーももちろん、大事な要素。
・・・でもね、
「誰がそのPOPを書いているのか?」
ココが伝わらないと、相手の心は動かないですよ。
・・・まさにこのコトを、先日、僕自身が実感することに。
昨日のお昼ね、郵便屋さんから1通の封筒を受け取った。
封を開けてみてね、、、まぁ、心がグイグイ動いちゃったんですよ。
実は、この夏ね、家族で海行こうと予定立てていたんです。
娘が海好きなんで、 「どこかないかなぁ」と。
っで、先日、あるホテルの予約をしたんです。
そのホテル、僕の知り合いの方が働かれている。
以前、ある機会を通じてご縁をいただいた方が。
早速、連絡してみました。
「今度、泊まらせてもらうんです。
5歳の娘がいるんですけど、近くに海、泳げるところありますか?」
って聞いてみたんです。
すると、その男性Nさん、ものすごい喜んでくれて、僕が泊まるっていうことに。
(もともと、アツい方なんですけどね(笑))
「よかったら、地元の情報送らせてクダサイ」
って、おっしゃってくださったんです。
っで、昨日、そのNさんからの封筒を受け取ったんです。
カタログがいっぱい、そしてNさんのアツい愛情が詰まった封筒をね。
・・・でね、何がスゴイってね。
Nさんの愛情が伝わってくるんです、そのカタログから。
愛情っていうと、なんか伝わりにくいんですけど、Nさんのアツい思いっていうのかな。
自分が働いている街に、知り合いが遊びに来る。
イイ思い、いっぱいして欲しい。
いっぱいいっぱいイイ所あるから、伝えなきゃ。
そんな喜びっていうのかな、、、(なんかそれに近いモノじゃないかな、って勝手に想像したんだけど)
が、ガンガン伝わってくるんです、いただいた郵送物から。
例えば、カタログ1つにしても。
それぞれのお勧めスポットに付箋がついている。
Nさんのひと言コメント付で。
そのコメントから、またNさんらしさが伝わって来て。
コメントや書いてくださっているイラストをみると、Nさんが書かれた、っていうのがスグ分かるんです。
・・・もうね、こんなに気持ちが動いたの久しぶりですよ。
まして、お店や会社からいただくお手紙で。
(今回は、ホテルからというより、Nさんからいただいたお手紙だったんだけどね)
っでね、冒頭の話に戻るんです。
「誰が書いているのか?」
ココを伝えるのが、手書きPOPを書くときには何より大事。
そんな話をいつもしています。
まさに、今回のNさんからいただいたアツい情報。
「Nさんからしかいただけない情報です」
「ココがいいよ」、「家族で遊ぶには良い場所ですよ」
っていう観光情報は、他でも手に入る。
それこそ、ネットで調べれば同じような情報がみつかるかもしれないです。
でもね、違うんですよ。
「Nさんが書いてくれている」
「Nさんが教えてくれている」
そう思うと、同じ1つの情報でも伝わり方が違ってくるんです。
あぁ、ここ行ってみようかな、そう思ようになるんです。
・・・これって、モノを売るにしても同じ。
同じ1つの商品をオススメするにしても、、、
「お勧めしている人の存在感」
「どんな方がオススメしてくれてるのか?」
ココが伝わってくるか?ただ、商品のメリットを伝えるだけなのか?
響き方は全然違います。
「あぁ、この方はこの商品に思い入れを持ってるんだ」
「きっと、この●●さんがこんなに勧めるってことは、この商品よっぽどイイんだろうなぁ」
手書きPOPを読んだお客さんは、そんな気持ちになる。
他店でも売られている1つの商品の伝わり方が変わってくるんです。
そしてこれは、手書きPOPだけじゃなくって、チラシやDM.
もっと言えば、メッセージを伝えるという観点から云えば、すべてに共通する話。
今回、Nさんからお手紙をいただいたことで、夏の楽しみが1つ増えました。
旅行に行く前から楽しませてもらっています。
・・・知り合いにホテルの話をするときに、
「●●っていうホテルいいよ」
っていう紹介の仕方もあるけれど、
「●●っていうホテルの▲▲さんに相談してみるといいよ。
きっと、チカラになってくれるよ」
そんな紹介の仕方、友だちにすると思う。
まさに、、、これからって、そんな時代だよね。
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