売れるPOPには、
テンプレートが存在します。
「こういう風にして書けば売れる」
POPの『型』と呼べるものが存在します。
その型に当てはまれば、
ほぼどんな商品やサービスであっても、
お客さまが『読みたくなる』POPが完成します。
今日はその売れるPOPの
鉄板テンプレートの1つを紹介します。
ある質問に答えることで、
お客さまが読みたくなる、
あなたの商品にグイグイ興味を引く
キャッチコピーが出来上がります。
POPの経験の有無は関係ありませんので
ぜひ活用して頂きたいと思います。
時間もかけずにPOPを量産する方法
「臼井さんは、POPのコンサルタントですか?
じゃあ、何か簡単に出来る
売れるPOPの書き方を教えてもらえませんか?」
もしも、そんな質問を受けたら
恐らくこう答えるだろうな…
という回答があります。
それが今から公開する
売れるPOP『鉄板テンプレート』です。
つい先日もサポート先で
このテンプレートをご紹介。
「こんな視点で考えたの初めてです!
めっちゃ新鮮でわかりやすいです」
ある事業者さんに驚愕してもらいました。
(大げさに書いてるみたいだけど
本当にそうなりました)
ある意味、このテンプレートを知っていれば
しばらくの間はこれを使って
POPを量産すれば良いと思います。
今より売れる商品が出てくると思います。
業績アップにもつながります。
そしてPOPを書く事に対して
自信がついてきます。
POPやその他の販促物へ積極的になると思います。
では、その鉄板テンプレートとは
一体どんなものなのか?
ずばり包み隠さず
その手法を全て公開します。
さぁ、準備は良いですか?
今から売れるPOPを今すぐ書ける
鉄板テンプレートをご紹介します。
やり方はシンプルです。
お客さまがあなたの商品やサービスに抱く
誤った『固定概念』を
覆してほしいのです。
そう、固定概念です。
「…固定概念って一体なに?」
という話かもしれませんので
まずは、今から言う質問を
あなたの商品やサービスに当てはめて
考えてください。
「あなたの商品に対して
お客さまが抱く誤解は何でしょうか?」
お客さまがあなたの商品やサービスに対して
間違って感じている誤解や考えです。
「○○(あなたの商品)といえば□□でしょ?」
とお客さんが抱いていそうな
□□の部分に入る言葉や文章を考えて欲しいのです。
解りやすくするために例を出してみます。
先日サポートのご縁を頂いていた
ある事業者さん。
鰹(かつお)の製品を製造、
卸販売されている会社の専務さんです。
そこでお得意先さんの売場で使う
POPをつくるために
このワークを一緒に取り組みました。
すると、その専務さんが
3分くらい考えられて
導き出された答えはこうでした。
「大抵のお客さまは鰹節っていうと
ダシをとるためのもの、それしかない
と思われている方が大半なんです」
とおっしゃいました。
その会社さんでは鰹製品を製造されており、
商品にも様々あります。
ダシをとるものは勿論、
冷ややっこや卵かけご飯にかける鰹節など、
いくつか種類があります。
しかし、都心部のスーパーさんなどで
試食販売をすると
「鰹節というとダシをとるものじゃないの?」
そういうイメージを持っている
お客さまが非常に多いそうです。
これがいわゆる先ほどの、
お客さまが商品やサービスに抱く誤解です。
「○○(あなたの商品)といえば□□でしょ?」
↓
「鰹節といえば、ダシをとるためのものでしょ?」
に当てはまります。
実はここが今日のポイントです。
この今のお客さまが商品に抱く誤解が、
POPのキャッチコピーづくりに役立つのです。
「○○(あなたの商品)といえば□□でしょ?」
↓
「鰹節といえば、ダシをとるためのものでしょ?」
↓
「鰹節と言えば、ダシをとるもの…
と思っていませんか?」
↓
「ご存知ですか?
鰹節にも2つのタイプがある事を…」
これをPOPのキャッチコピーに使います。
そして、その後に続く説明を
POPのメッセージ部分に書きます。
要は、お客さまが鰹節に対して抱く
『先入観』、
例えば今回の場合であれば
「鰹節=だしをとるためのモノ」
ここに着目し、
それは間違っていますよ、
ときっちりと教えてあげるのです。
ただ商品を勧めるより、
新しい事実や概念を伝えてあげる。
その事実を知ったお客さまは
鰹節により興味を示しやすくなるわけです。
頭たごちゃごちゃしたと思いますので
もう一度簡単に整理します。
- お客さまがあなたの商品に抱く
誤った固定概念を探します - 「○○(あなたの商品)といえば、□□でしょ?」
□□に当てはめる言葉や文章を考える - 上記の答えを「ご存知ですか?…ですよ」ぶ
言い換えてPOPのキャッチコピーにする
これが売れるPOPをつくるための
テンプレートです。
繰り返しですが、
ただ商品を勧められても
「うわっ、セールスだ。売り込まれてる。。」
と感じるだけで
あなたのセールストークを聴く態勢になりません。
そこで違った角度からアプローチをする。
お客さまが知らない商品や業界に関する
事実や概念を教えてあげる。
その結果、すんなりと商品に
興味を持ってもらいやすくなるメカニズムです。
型を知っておくと
POPを書くネタに困ったときに
手助けになります。
当てはめるだけでPOPをつくれます。
実践することでアレンジも生まれます。
ぜひ、まず1枚試しに
今日のやり方でPOPをつくってみてください。
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