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売れるPOPの共通点その1.『目を留めれば売れる、は大間違い』

売れるPOPには、売れる理由があります。
共通点があります。
売れるポイントが存在します。

今、手書きPOPを書いているのに売れていない…
という場合は、このポイントが欠けている。
もしくは、ポイントがずれている可能性が高いです。

「こう書けば売れる」

と思って書いている内容が、ちょっと違っていたり、
実は売れると思って注力しているポイントが売れない理由を生み出している。
こういうケースが結構多いです。

先日もある方から、1通のメールを頂きました。

売れない理由が解った

POPの重要性は以前より認識していました。
しかし、一般的なきれいなPOPを心がけていても効果を感じることができず、POP効果に疑問を持っていました。
しかしHPでの文章を読み、書く内容に問題があったことに気が付き登録いたしました。
(後略)

無料でお配りしている『手書きPOP7つの極意』をお読み下さった方からです。

以前からPOPの重要性は感じられていたけど、結果が出ていなかった。
POPの効果に疑問を持っていた。
だけど、その理由が解ったと書いて下さっています。

そうなんです、
こちらのメールの方に限らず、そもそもPOPで大事だと思っている、
そのポイントがずれている場合、凄く多いんです。

このメールの方は書かれています。

一般的なきれいなPOPを心がけていても効果を感じることができず…

ここ、凄く重要なポイントです。

手書きPOP7つの極意には、5千名以上の方が登録しご覧下さっています。
その方々とやりとりしていて、つくづく感じるのがここなんです。

僕にも責任があります

実は、POPを書いているのに売れない。
その原因を創り出しているのは、僕たち『教える側』の人間です。
手書きPOPを教える立場の人間が、間違った教え方をして誤解を生み出しているからなんです。

だから、運悪くあなたもそのような教えで学んでしまうと、実践しても結果につながらない、
そんなPOPを書いてしまう事になるんです。

じゃあ、一体教える側の人間がどんな間違った教え方をしているのか?
実践者のかたに、どんな誤解を生み出せているのか?

というと…

『お客さまの目を留める』

ここに注力されている方が、非常に多いんです。
そして、ここがPOPを書けども結果につながらない1番の要因になっています。

『目を留める』事と、『売る』事は別の話

たしかに、手書きPOPでお客さまの目を留める、
というのは重要なポイントの1つです。

しかし、あまりにも目を留める事を重視しすぎると、マイナスの作用が働いてしまします。

  • 短くないと読まれない…
  • 一言でまとめないと…
  • インパクトのある言葉を書かないと…

POPを書くときに、このような意識が働いてしまいます。

お客さまの目を留めるというのは、欠かせないポイントの1つです。
しかし、お客さまの目を留める事が、商品を売る事に直結するか?
というと話は別なんです。

【目を留める】≠【売れる】

目を留めることと、商品を売ることは直接つながりません。

例えばですよ、
あなたのPOPにお客さまの目を引きつけようとすれば、写真を1枚貼ってみると良いです。
1枚、あなたの顔写真でも良いですし、作り手さん。
あるいは、商品の仕入れ先の担当者さんのお顔でもいいです。
アップの写真をPOPに張ってみるといいです。

恐らく、以前よりもお客さまの目は留まります。
お客さまはPOPに気にかけるようになります。
たったこれだけで、もしかすると多少売上げは上がるかもしれません。

しかし、これだけでは本来の問題解決にはなりません。
『売れるPOP』の実現にはほど遠いです。

売れるPOPを書こうと思ったら、目を留めるだけでなく

『伝える』

が何より欠かせないポイントなのです。

こうすれば、売れるようになる

売れるPOPを実現しようと思ったら、何より『伝える』要素が必要。
何となくは分かった。

「じゃあ、具体的にそれってどういう事なの?」

あなたも聴きたくなると思います。

例えば、こちらの手書きPOPをご覧頂けますか。
手書きPOPのセミナーや講習会でもよくご紹介するPOPです。
パン屋さんのオーナーさんが書かれました。

ベーカリー 手書きPOP

あるパン屋さんの売り場に掲げられた塩パンの手書きPOP

こちらをご覧頂くと、どうでしょう。
どんな印象を受けますか?

  • 字がぎっしり?
  • メッセージがいっぱい
  • 読みづらい?

色んな感想があると思います。
大体、皆さんが感じる印象をまとめると、1番は

「メッセージが多い」

というところに落ち着きます。
セミナーの受講者さんにお聞きしても、大体そこの意見がもっとも多いです。

でね、この手書きPOPを実際に売り場に設置してもらいました。
そしてオーナーさんに、売れ数を計測してもらいました。
1ヶ月間、このPOPに書かれている塩パンの売上げを調べてもらったんです。

すると、売上げが40%UPになりました。

以前までは、1ヶ月の売れ数が700個くらい。
そしてこちらの手書きPOPをつけた後、売れ数は1,000個以上になりました。

売れるPOPと売れないPOPの決定的な違い

実は、売れるPOPと売れないPOPの違いがここに如実に示されています。

売れるPOPには、『伝える』要素が盛り込まれています。
売れないPOPは、『伝える』要素が抜け落ちています。

従来、多くの方が教えられているPOPというのは、

  • 可愛く書く
  • 目を留める
  • インパクトをつける

点に重点がいき過ぎて、伝える要素がなおざりになっています。

何度も言うように、目を留める。
見た目を良くする。
これらはPOPにおいて重要な要素です。

しかし、ここにあまりにも力点を置きすぎると、売れないPOPに直行してしまうのです。

先ほどのパン屋さんのオーナーさんが書かれたPOPをもう一度見て下さい。
文章が長いです。
ぎっしり書かれていて読みにくいかもしれません。
目に留まりづらいかもしれません。

だけど、売上げは40%UPになりました。

要は、目に留まるだけのPOPだと、売れない。
伝えるだけのPOPだと、売れる。
この違いです。

いくら目に留まっても、伝える要素が抜け落ちているとお客さまは商品を購入してくれません。
逆に、仮に目に留まりづらくても、しっかり『伝えていれば』お客さまは買ってくれるのです。

またの機会に話しますが、
「今POPが売れていないのは、目に留まってないからだ」
と思われる方が多いですが、実は違います。

売れていない原因は、

目に留まってないからじゃなく、伝え切れていないから。
ここに要因が隠れています。

先ほどのパン屋さんのPOPに、オーナーさんの顔写真を付ければお客さまの目に留まりやすくなるでしょう。
さらに売れ行きはアップすると思います。
目に留める工夫は、簡単です。
極端にいえば、写真1枚貼れば達成できます。

まずは、『伝える』。
ここに意識を向けられてみると良いです。
あなたが普段、接客で話されている内容をそのままPOPのメッセージにするだけでも良いです。
多少メッセージが長くなっても良いので、伝える事に重点を置いてみて下さい。
きっと結果に変化が現れます。

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ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。