手書きPOPは、店主(社長)が書ければそれでいい?
それとも、店主だけじゃなくスタッフも書ける。
どっちがベターなのでしょう?
…ベストは、店主だけでなくお店のスタッフ全員が書ける、です。
今年の春に東京でおこなった手書きPOPセミナー。
ある一社から7名の従業員さんが参加されたお店もありました。
(少人数のセミナーだったので、社員研修状態(笑))
スタッフが手書きPOPを書けると強いです。
というわけで、今日はスタッフが手書きPOPを書けると、どんなメリットがあるのか?
一緒に考えていみたいと思います。
スタッフが手書きPOPを書ける「強み」
あなたのお店にスタッフがいらっしゃる。
(奥さま、ご家族でも結構です)
そのスタッフが、手書きPOPを書けると一体どんな良いことがあるのか?
今日はそのメリットを2つ挙げます。
まず1つ目。
1.手書きPOPが量産できる
これは、量のメリットです。
例えばです、
- あなたがお一人で手書きPOPを書く
- スタッフ全員が手書きPOPを書く
どっちがお店に手書きPOP増えそうですか?
…明らかですよね。
スタッフが多くいればいるほど、あなたのお店の手書きPOPも増える、という話です。
仮に、あなたのお店のスタッフさんが5名いらしたとして。
そのスタッフさんが各々、毎日1枚ずつ手書きPOPを書くと、、、
- 5名×1枚=5枚
毎日、5枚ずつ手書きPOPがお店に貼られていくわけです。
それが、2枚ずつになると、、、
日々、10枚ずつお店にPOPが増えていく。
倍々にしてPOPが増える。
言ってみれば、商品を売ってくれる(無言の)セールスマンがどんどん増殖していくわけです。
…これって、大きくないですか?
お店に与えるインパクトって?
これが、1つ目のスタッフが手書きPOPを書けると受け取れるメリットです。
2.お店の個性が生み出せる
われわれ、小規模事業者にとって、ウリを創る。
これって、非常に難しい作業ですよね。
例えば、商品力でウリをつくる。
ここには、大きなハードルが立ちはだかります。
量、質、価格的な面で大手と比較されると、なかなか勝負できない。
アクセス、設備などのハード面でも、きつい、、、ですよね?
(自社で商品をつくったり、サービス提供型のビジネスだと話はまた別ですが)
じゃあ、別の角度からお店のウリをつくっていく。
どうするか?
手書きPOPの登場ですよ!
手書きPOPを使わない手はありません。
スタッフさん全員に手書きPOPを書いてもらいましょう。
(全員がムリなら、書ける人に)
そして、そのそれぞれのPOPに、
- 「誰が書いたのか?」
- 「誰がオススメしているのか?」
- 「その人は、どんな方か?」
をお客さまに分かるようにしていくのです。
…すると、お店でどんなことが起きると思います?
お菓子担当の山下さんがお勧めしている、チョコサブレ
というのが、お客さまに伝わります。
さらに、
- 山下さんどうして、そのお菓子をオススメしているのか?
- その理由なんかもPOPに書いてあったりする
- POPメッセージから山下さんのキャラ(人柄)が伝わってくる
ちょっとオモシロそうな感じしませんか?
顔写真なんかもあったりして。
そんな手書きPOPがお店じゅうにあったら、どんな感じがします?
例えば、このような手書きPOPがですよ。
レバレッジを効かせていこう
スタッフさんがいらっしゃるのなら、説得してみましょう。
書いてもらえるように、なんとか説いてみましょう。
「手書きPOPを書くと、お店に、スタッフさんにどんな良いことがあるのか?」
を伝えることはできないですか?
僕のクライアントさんのお店では、ほぼどこもスタッフさんも一緒にPOPの研修を受けてもらっています。
一緒に手書きPOPを書いてもらっています。
そして、書いたことで、
「どれだけ売れたのか?」
売上数値を共有して、その喜びを分かち合っています。
スタッフさんが手書きPOPを書けるようになると、あなたも楽になりますよ。
あなたが全部の手書きPOPを書かなくてよくなりますからね。
売上だけでなく、労力的な面でもメリットは生まれますョ!
スタッフが手書きPOPを書けると強いです。
手書きPOPの効果が何倍にもなって、返ってきます。
あなたのお店のスタッフさん。
まだPOPを書かれていないのなら、何とかして書いてもらえるように話されてみては?