昨日、仕事の帰りに寄ったある本屋さんでのこと。
顔がにやけまくっている、、
お客の僕がいるの全然気にしない、、
お客の僕に背中を向けている、、、
そんな店員さんに出くわしてしまいました。。
昨日、サポート先のお店の帰り、
「なんか面白い本でもないかな」
ふと衝動が湧いてきて、帰り道の途中の書店に寄ったんですね。
最近は、ネットで買ったり、キンドルで読むことも多くなったんだけど。
なんか急に本を探したくなって。
雑誌売場をのぞき、、新刊本が置かれてるコーナーへ行き、、
ビジネス書を見たり、、、って感じで、ひと通り売場を歩いた後。
1冊の本と2冊のノートを手に持って、レジへ。
対応してくださったのは、女性店員さん。
「研修中」
の名札がついている、レジに少しまだ慣れていない感じのスタッフさんでした。
僕が渡した2冊のノート。
それには、バーコードが付いてなかったようで。
ノートをひっくり返したり、表紙をめくったり、、、。
レジのキーボードを何度も押したりを繰り返してるんです。
「あぁ、ちょっと手こずってはるなぁ」
と思って、僕も見てたんです。
そしたらそのスタッフさん、後ろを振り返りました。
隣(3メートル先のレジの前)にいた男性店員に、僕が買ったノートを見せて。
「どうやって打つんですか?」
的なアピール。
男性店員さんは、なにやら答えてました。
解決したようで、女性店員さんはレジを打ってくれてました。
僕は会計の2,264円を払いながら、、、
妙に気になったことがあったんです。
僕の前にいる女性スタッフの3メートル先。
さっき、ノートのレジの打ち方を教えてくれた男性店員さんです。
ジィーッと見ていると、その人、もうお一人の女性スタッフさん(僕のレジの方と他にもう一人いらっしゃった)。
その人と会話することに、100%夢中なんです。
顔がにやけまくっている。
お客の僕がいるの全然気にしない。
お客の僕に背中を向けて、女性スタッフさんと話しまくってる。
(その表情から、業務的な話じゃないと判断できる)
しかも、よっぽど楽しかったんでしょうね、
肩幅より少し広めに股を広げて、腰をクネクネしながら話しているんです。
ノリノリ。
表情ゆるみっぱなし。
年齢的には僕より年上っぽい。
「あぁ、楽しいんやなぁ」って、見てました。
おそらくさっきの店員さんは、僕から(腰クネクネ)は視えてない、
そう思われていたと思うんです。
でもね、思いっきりまる見え。
その本屋さんのレジは5台くらいあって。
横に並列に並んでるというより、L字型に曲がってるんです。
ちょうど僕が立ったのは、角(コーナー)のレジ。
横からの角度だったんで、完全に視えてたんですよね。
その店員さんの腰クネクネ。
真正面からじゃなく、横からの角度だったので。
普段はお客さまからは視えないはずの角度だったので。
だから、僕のところからレジの中が全部見えていたんです。
普段と違う視点・角度から考える
手書きPOPを書くときに、どんなメッセージを書いたらいいのか分からない。
そんなご相談をよくうかがいます。
「いつも同じような文章になってしまって、、、」
という感じでね。
昨日うかがっていた薬局さんもそうでした。
でね、そこのお店でもやったんですが、
普段とは違うメッセージ(訴求)をしたいと思ったら、第三者を交えてやりとりをしてみる。
いつもとは違う視座や角度からアプローチする。
これが1つのポイントです。
たとえば、僕がこの本屋さんに寄る前にうかがっていた、ある薬局さん。
そこで従業員さんと手書きPOPを書こうとしたときに、
「どうして、この商品は売れてるんですか?」
「●●さんが思う、これが売れている理由を教えてもらえませんか?」
っていうような質問をしたんです。
そしたら、結構出てきましたよ。
- 「パッケージが意外とオシャレだから、、、?」
- 「意外と値段が高くないし(お客さんが思われているほど)、、、」
- 「砂糖がつかわれていないけど、美味しいし」
- 「レジ横に置いているから?…置いている場所がいいから?」
- 「お客さまへ声かけもしてるし、、その時は売れているみたい」
- 「ヘビーユーザーのお客さまもいらっしゃるんです」
っていうような感じでね。
その後、それら出てきた売れている理由を整理(文章に)して、手書きPOPに書いてもらいました。(売れそうな、いいPOPがデキました!)
「手書きPOPを書きましょう。メッセージを考えてください」
真正面から考えていたら、
おそらくだけど、あんまりいい手書きPOPメッセージはつくられなかったと思います。
やりとりをしながら、、、
普段とは違う「角度」から考えた、、、
ことで、新たなPOPの切り口が生まれました。
…普段とは違うアプローチで考えること、何かできないでしょうか?
手書きPOPをいつも違うカタチで、考えてみる。
書いてみる。
何かできること、ありませんか?
(誰かとやり取りをする。質問をしてもらう。これが1番早くて、効果的ですが!)