販促物をつくる。
この行為を通じて、数々のメリットが生まれます。
…売上が上がる。
という直接的な利益だけでなく、その他にも良いことがあるのです。
今日は販促物をつくることで得られる、副次的な効果についてお話しします。
クリーニング店さんの手書きチラシづくり
昨日、あるクリーニング店さんの販促サポートに伺っていました。
かれこれ、3年近くのお付き合いになるお店さんです。
今一緒に折込みチラシをつくっています。
この夏を目途に配布予定のチラシ。
その内容を精査していっています。
日程的に、比較的余裕がある。
なので、内容をじっくり1からつくりあげています。
例えば、
- このチラシを通じて、何を達成したい?何を伝えたい?
- どんな方にお客さまに利用してもらいたい?
- これまで、どんなお客さまが長いお付き合いになっているか?
- そのお客さまが抱えている悩みって、何か?
- 悩みを解決したお客さまは、どんな言葉を発してくださるか?
- 作業工程のなかで、お客さまにぜひ知って欲しいステップはどこ?
- サービスの特徴を「お客さま主語」に言い換えると?
- ・・・・・・etc
構成(コーナー化)から始まり、その各コーナーにはどんなメッセージを伝えていいか?
一緒に時間をかけて整理しています。
もう、ありとあらゆることをやり取りしている感じ。
1つのメッセージをつくるにしても、
質問の連続です。
例えば、店主さんが、
「将来的には、”あそこに持って行ったらどうにかしてくれる”。
と言われる、そんなお店になりたいんです。」
そんな今後の抱負を語られたら、そこに対して、
「”あそこに持って行ったらどうにかしてくれる”という、”どうにかしてくれる”って、具体的には、どういう事なんですか?」と。
「誠実なお店の印象をお客さまに伝えれたら、、、」
そうおっしゃられたら、
「その誠実って、例えばどういうことですか?
例えば、●●さん(店主さんのお名前)が、お客さんとして、ココいいな。誠実やな。って思えるお店さんとかありますか?どんなところに誠実な印象を感じるんですか?」
約3時間、質問責め。
ほんとシツコイくらい(笑)
するとね、だんだん明確になってくるんですよ。
店主さんが今まで気づかれなかった、
何となく言葉にはならなかった想いであったり、サービスの本質的なウリがどんどん深堀りされていく。
そして、メッセージとして浮き彫りになってくるんです。
「あぁ、そういうことか」みたいなね。
強みを知りたいなら、販促物をつくれ
手書きチラシをつくるにしても、手書きPOPを書くにしても。
何を書くのか?
書く前のリサーチが必要です。
そして、そのリサーチをする段階で、あなたのサービスの本質的な価値。
お客さまに喜んでもらえている部分。
あなたのお店の強みに気づけることって、多いです。
今回のクリーニング店さんもやり取りをする中で、お店の本質的なウリ。
お客さまにご支持されている点が浮かび上がりました。
販促物をつくる。
そこから得られるメリットは、売上UPという直接的利益だけでなく。
あなたのお店のウリや個性、強みに気づくことができる。
そんな目に視えない産物も生まれる。
昨日のサポートを通じて、あらためて実感しました。