手書きPOPを作れるようになりたいけれど、絵が苦手でイメージが形にならない。
このようなご質問をいただきました。
(「手書きPOPの書き方7つの極意」に読まれた方からです)。
同じ内容のお話、よくお聞きします。
絵だけじゃなくて、
「字に自信がなくて、手書きPOPが書けません。。」
というご相談も。
先に結論をズバッとお伝えしておくと、
手書きPOPは、絵が書けなくて全然OKです。
かわいいイラストを書くスキルがなくても、成果を上げられます。
逆に、この考え方の部分が腑に落ちていないと、なかなか成果にはつながりません。
手書きには2タイプある
このブログでも、メルマガでも繰り返しお伝えしています。
手書きPOPには、2種類あるっていうことを。
「魅せるPOP」と「売上につなげるPOP」、この2種類です。
そして、
「あなたは、どちらの手書きPOPを書きたいのか?」
ここをまず腑に落とす、っていうことがすごく大事です。
そうすることで、成果にはグッと近づきます。
1.魅せるPOP
これは、お店や売場の雰囲気をつくることを目的にしたPOPです。
このPOPを売場に置くことで、売場(ディスプレイ)がお洒落にみえる。
華やかになる。
商品がカッコよくみえる。
こういうことを手助けする手書きPOPです。
少しイメージしてもらいたんだけど。
例えば、イタリアンレストランとかカフェへ行くと、黒板が置かれていますよね。
そこには、チョークでお洒落な絵や字が書かれていますよね。
あれはまさに、そう。
「魅せる」ことを目的に書かれているわけです。
お店の雰囲気をつくるために置かれている。
だから、かわいいイラストであったり字があると、効果が増すのですね。
2.売上につなげるPOP
これは、まさしく字のとおり。
売上を上げることを目的にかかれた手書きPOPです。
売上を上げるっていうのは、お客さまの心を動かすことです。
お客さまが心を動かしてくれないと、商品やサービスは購入してもらえません。
興味も持ってもらえません。
なので、何とかしてお客さまの心を動かすために書くPOP。
それが、この売上につなげるPOPになります。
このPOPの特徴をカンタンにお伝えすると、お洒落な字やかわいいイラストはなくても大丈夫。(あればあったで、勿論いいけれど)
だって、この手書きPOPの目的は、さっきも言ったようにお客さまの心を動かす(商品を購入してもらう)ことだから。
かわいいイラストがお客さまの心を動かすのか?
かわいい字がお客さまに「購入したい!」と思わせるのか?
…どうでしょう?
今お伝えしたこの2つの手書きPOPを混同しているケースが多いんです。
なので、まずは、あなたが書きたいPOP(目的)はどちらなのか?
ここを整理する。
そして、その目的を達成するためのPOPを書くことです。
達成したい「目的」と「書くPOP」がズレていると、なかなか成果にはつながりませんから。